2月22日(土)晴れ

朝、高校の先生が大学にお越しになり、ご挨拶をさせていただいた。この高校からは優秀な卒業生たちが名古屋造形大学に進学し在籍している。そのうちの二人が現在卒展に出品中なので、作品をご覧になるためにいらっしゃった。
わざわざ遠路をお越しくださったことには感謝の気持ちでいっぱいだ。また、こんなに生徒思いの先生を持った二人の卒業生は本当に幸せだと思う。

午前中は書類の処理や打ち合わせを行い、急いで名古屋へ。このところ連日の中央道高速バスだ。

栄は真っ青な青空。

卒展会場からそう遠くないレストランで名誉教授の先生方と会食。
大先輩の先生方の戦前・戦中の体験談は大変興味深かった。また、開学当時の名古屋造形芸術短期大学の様子などを伺うことができ、大変為になった。今後もますますお元気でいらっしゃることを心から願う。

午後1時半に卒展会場へ。
今日は同じ建物の上階にあるレクチャー・ルームで寄藤文平氏による名古屋造形大学卒展記念講演が行われる。
寄藤氏には初めてお目にかかった。控え室での感じでは非常に真面目そうで、ちょっとシャイな印象を受けたが、いざ、講演が始まってみると、お話がめちゃくちゃ面白い。

絵を描きながら投影機で投射しつつお話をされるのだが、ササッと描かれる絵の雰囲気と相まって本当に楽しく、それでいて実は大切な意味が込められているのだ。
私は久々に大爆笑してしまった。特に「ちも」の話には思わず唸ってしまった。

デザインのみならず、芸術には「ちも」がキホンだと思う。お話を聴いていない方には申し訳ないが、本当に面白かった。
また聴きたい!!!

楽しい講演会の後は近くのホテルへ移動。
ここで「名古屋造形同窓会/周年パーティー」が開催される。
名古屋造形芸術短期大学40周年、名古屋造形芸術大学〜名古屋造形大学20周年(両方ともちょっと過ぎているのだが)を祝うパーティだ。

片山光圓同窓会長のご挨拶。

会場は大賑わい。

懐かしい卒業生とも会うことが出来、大いに盛り上がった。

洋画卒業生で画家・ミュージシャンの原田章生氏の「アコギライブ」。

原田氏は画家としても活躍しながらミュージシャンとしても精力的に活動している。
http://homepage3.nifty.com/harada-akio/profile.html

会の最後を飾ったのはデジタルメディアデザインコース3年生の浅野博善さんによるプロジェクションマッピングライブ。

目眩く展開してゆく色・形・音!
素晴らしい盛り上がりの内に会は閉じた。

今日は多くの人と出会い、語らい、充実した一日となった。