8月21日(火)晴れ

朝、新聞を見てびっくり。中日新聞(東京新聞)の一面に載っている写真は知り合いだった。
高田知行氏はデュッセルドルフに居たときにお世話になり、家族ぐるみのつきあいをしていた。私が帰国後も、奥さんと子供がしばらく我が家に滞在したり、私もドイツに行くときは必ずお宅にお邪魔する。彼が翻訳事務所を開設したとき、留学生だった私はアルバイトとして手伝っていた。いわば私は所員第一号なのだ。

現在、脱原発の活動に力を入れているということだが、再生可能エネルギーの分野での先進国であるドイツを熟知している人だけに、今後の活動に大いに期待したい。特に環境政党が育たない日本にとって、緑の党の幹部と日本の自治体首長との橋渡しをしていることは非常に意味がある。

そういうと、彼の翻訳事務所の名前は「間」と書いて「あい」と読む。翻訳は人と人の間での仕事という意味だが、今度はドイツと日本の間で重要な働きをしてくれているのだなと思うと本当に嬉しい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012082102000130.html

9時に大学へ。
今日は事務休止なので、大学はガードマンさんと業者の方が数人だけしか居ない。
作品用のコンピュータを立ち上げながらも、とりあえずは事務仕事用のコンピュータの前に座る。まずは、先送りにしておいた事務仕事を終えなければならない。

しかし、結局作品には手を付けられず、11時半に大学を出て名古屋キャンパスへ急ぐことになった。
今日は名古屋キャンパスで同朋学園事務職員研修会が開かれた。

まずは理事長の基調演説があり、その後、KJ法(文化人類学者の川喜田二郎氏が考案した創造的問題解決のための手法)によるグループワークが行われた。
3教室17グループに分かれてワイワイ話し合いながら作業を進めている様子を見ると、何か自分も仲間に入れてもらいたい気持ちになった。
最後は各チームとも力の入ったプレゼンを行い、聞いていて刺激を受けた。

中にはビジュアル的にもよく考えられたプレゼンもあり、楽しい時間だった。

これは三大学学長が力を合わせて荒波を乗り切る図だとか…

舳先にいる人が誰かはすぐに分かる。

今日は学園の一体感を感じたし、また、今後の可能性も大いに感じた。
非常に心強い気持ちで帰宅することができた。
実り多い一日だった。