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空間作法領域


Community Style Design

インテリアデザイン / 空間設計/演出 / リノベーション プロダクトデザイン / UXデザイン / ブランディング クラフトデザイン(木工/金工/陶芸) / 空間グラフィック


インテリアデザイン

住まいだけでなく、私たちの生活のさまざまなところにインテリアデザインは存在します。身近なカフェ、いつも行く図書館、旅行先のホテル…それらの場を快適に過ごし、時には刺激的に演出するために、コンセプトから内装、家具、ファブリック、照明、サインなど、空間にまつわる全てをデザインしコーディネートしていきます。

空間設計/演出

空間を創るとは単に表面的な彩りだけでなく、人の動線や使い勝手、視線の動きや身体感覚を検討しながら「内部の建築」を創っていくことです。そのためには空間を使う人の立場に立ち、ニーズを捉え、さまざまな問題を建築的所作で解決することが求められます。建築的知識と技術を基礎に空間設計デザインを学びます。

リノベーション

施設の老朽化、人口減少による空洞化により、空きビルや空き店舗、空き家はますます増えています。そのような建築資産を有効活用するため、社会のニーズをリサーチしてアイデアを生み出し、内部空間のデザインによって社会へ新しい価値を提案する力を養います。

プロダクトデザイン

工業製品として産み出される、主に立体的な商品をデザインします。機能的な問題を解決し、生活を便利に、快適に過ごすアイデアを具現化するために、市場をリサーチする力、集めた情報を分析し社会のニーズを探る力、それらを解決しアイデアを発想する力、素材や加工方法を知りモノを作る力などを学びます。

UX デザイン

商品の価値がサービスやコンテンツに移行する中、機能的な問題解決をするだけでは無く、その商品を使う時にどのような楽しい時間や新しい体験を過ごすことができるのか、機能的な解決手段を得るまでのプロセスにもユーザーは価値を見出します。結果を得るまでのユーザーの体験価値に目を向け「コト」を考える発想力を学びます。

クラフトデザイン(木工/金工/陶芸)

工芸や手加工の製品デザインと製作のことをクラフトデザインといいます。職人ではなくとも、モノづくりにおいて「手」でつくって考えるという当たり前の行為は、デザインする上でとても重要です。木工・金工・陶芸の材料と構造の特性のプロダクトデザインをベースに、「手」で考えるクラフトデザインを学んでいきます。

ブランディング

企業や店舗、各種の施設やイベントなどが、どのような考え方や特徴を持って運営されているか、それは人々に共通したイメージで受け止められているか。基本となる理念から、それを具体的にあらわすデザインまで、一連の企画として考えます。

空間グラフィック

屋外の広告、空間を演出する色柄、人の行動を促すサインなど、生活空間で活かされるグラフィックデザインについて学びます。サインには、目的の場所へ的確に誘導したり、人の行為に警告を発する表示・標識、解説や手順を端的に伝えるインフォグラフィックスなどがあり、それぞれの最適なデザインについて考えます。

カリキュラム

空間作法領域 カリキュラム

教員

■ 溝口 周子
インテリアデザイン / 空間設計 / 演出 / リノベーション

インテリアデザインによって人が快適に過ごすことのできる空間を考えます。空間を使う人の立場に立ち、家具や小物などのアイテムだけでなく人の動線や光環境、空間のスケール感を設計デザインし、建築に新たな価値と感動を与えます。
■ 金澤 秀晃
プロダクトデザイン / UX デザイン

体験価値を通して商品のデザインを考えます。デザインが果たすべき役割やそれを創るデザイナーの使命とは一体何でしょう?機能的な問題を解決していくだけで私達の暮らしは豊かになるのでしょうか?人とモノ、人と人を美しくつなぐ商品の価値について考えます。
■ 伊藤 豊嗣
空間グラフィック / ブランディング

生活環境に関わるグラフィックデザインに取り組みます。広告やマーク・ロゴタイプ、Web などのデザインに始まり、屋外環境の中の広告、施設やイベントの案内サイン、店舗や公共空間の視覚的な演出、統一感のあるイメージ展開へと広げていきます。
■ 鈴木 光太
プロダクトデザイン / クラフトデザイン

「手」でカタチや質感を触って感じながらデザイン・製作を学びます。また、さまざまな素材の特性や構造を考察したデザインを研究していきます。ユーザーの立場に立ち、「手」の温かみのあるデザインで生活を豊かにしていきます。

将来の職業

インテリアデザイナー / インテリアコーディネーター / ディスプレイデザイナー / 建築士 / プロダクトデザイナー / 雑貨デザイナー / 家具デザイナー / 企画/プランナー / 木工職人 / アクセサリーデザイナー / グラフィックデザイナー / サインデザイナー など

TOPICS

「CAT CUBE™」 学生のデザインが採用され、商品になりました!

十六銀行 ×(有)長井紙工との共同開発で実現した組み立て式のキャットハウス&トイレです。素材には、抗菌、抗ウイルス、撥水加工を持つ高性能ダンボール“Woody Rich”を使用しています。軽くて運びやすく衛生的で、様々なインテリアに合う明るい木目柄が特徴。簡単な作業で組み立てることができ部屋のスペースや間取りに合わせ自由に連結することができます。

学生インタビュー

鈴木 春

鈴木 春さん[ 3年 ]
多治見工業高校(岐阜) 出身

小さい頃から手作りのものが好きで、作品を見たり作ったりしていく中で、自分も他者とのつながりを築けるような暖かいモノづくりをしたいと思うようになりました。名古屋造形大学の空間作法領域では自分の学びたい分野が学べて、使う人のことを考えながらものを作る「モノづくりの裏側」も深く学べると思い志望しました。大学では、なにかしらのモノづくりが好きな人達が集まっているので自分の世界が広がり、刺激的で楽しく、とても濃い毎日を過ごしています!

牧 奈亜美さん

牧 奈亜美さん[ 3年 ]
安城東高校(愛知) 出身

店舗のデザインやパッケージに興味があり、商業的なもののデザインに関わりたいと考えていました。空間作法領域では興味のある分野が複数学べ、入学後に方向性を決めていけるカリキュラムが、まだやりたいことがはっきりと決まっていなかった私には合っていると思い受験を決めました。実際、入ってから方向性を決められて良かったし、現役のプロの先生から業界の現状などためになるお話も聞けるし、複合的なスキルは強みになると感じています。