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マンガ家


雑誌連載だけでなく、広告やWebなどから原稿依頼を受け、マンガを描くお仕事です。連載の場合は、締切に間に合うよう自らスケジュール管理をする必要があります。少し前まではアナログ作画がメインでしたが、近年はデジタル作画も使われるようになりました。
マンガ家以外にも、シナリオライター、作家、編集者という近しい職がありますが、いずれも自分の考えた物語を売るお仕事です。自分で考えた物語があれば誰でもなれる可能性がありますが、実際はその業界で10年以上現役でやっていける作家になるには一流企業に入社するよりはるかに難しい仕事でもあります。
なぜならば、そこには自分のアイデアを読者や編集者に売り込む高度な自己プロデュース能力と、読者の好みを分析して作品に取り込むマーケットリサーチ能力が重要なスキルになってくるからです。それをたった一人でこなしていくのは至難の技です。そのために世の中のほとんどのマンガ家には、担当編集者というビジネスパートナーがいます。

【映像文学領域】卒業生 安藤 正基 / コメント

一迅社ComicREX『八十亀ちゃんかんさつにっき』連載中

―マンガ家になってみてどうですか?
楽しいです。大変なこともありますが、今の連載は四コマがメインで、比較的毎日好きな時間に仕事ができるので。今日もゆっくり昼まで寝てまったりしていました(笑)仕事中も好きな音楽とか動画を流したり、人と話したりしながらもできるので、最高ですよ。そういう自分の好きな環境でも仕事できるのが魅力的ですよね。

必要な能力 TOP5

技術力 追及心 行動力 継続力 発想力
社交性 協調性 客観性 几帳面 責任感
向上心 主体性 柔軟性 計画性 自制心

学生課題作品

大学で努力すべきこと

  • 作画技術を習得する
  • インプットする
  • ビジネスミーティングで自己プロデュースを学ぶ

作画技術を習得する

いくら絵が上手くても、得意なものしか描けない人はプロのマンガ家にはなれません。マンガにおける絵の上手さとは、すなわち表現力であり、自分のアイデアを思い通りに描くための技術です。キャラクターの基礎となる人体デッサンはもちろん、舞台を描くために必要なパース技法、構造を見抜く観察眼を日頃から修練する必要があります。手グセで好きなものしか描かない人は作家として成長するのは難しいでしょう。なぜなら、本人の限定された技術に自分のイマジネーションが制限されている事に甘んじているからです。

インプットする

頭の中のアイデアは常に新しい情報で更新していかないとすぐ行き詰まります。そのためのインプットを日頃から行う必要があります。マンガはもちろん、ドラマや映画、小説をたくさん取り込みましょう。そしてそれについて教員と話し合う事でエンターテインメントの構造解析をしましょう。興味がない分野でも積極的にチャレンジする事。頭ひとつ抜けるオリジナリティを作るには膨大なインプットの裾野があって初めて可能になります。大学という環境はインプットの宝庫です。好奇心を拡張しましょう。

ビジネスミーティングで自己プロデュースを学ぶ

作家は自分の好き勝手にやればいいもんではありません。そこには商品化へ向けた客観性が必要です。
名古屋造形大学では出張編集部という企画で、プロの編集者に自分の原稿、ネームを見てもらうことができます。そこで担当編集者が付いてデビューすることはそれほど難しくはないのですが、そのためには自分の作品を売り込むポイント、相手のアドバイスを自分のビジネスセンスにフィードバック出来るポイントを把握できる事が重要です。
編集者は仕事の一環として名古屋造形大学に将来ビジナスパートナーとして可能性のある新人を求めて東京からやってきます。授業ではありません。採用されるかされないか、まずはそういったシビアなビジネスの現場での考え方を身に付け、プロとしての意識を育てることが、ひいては読者や編集者を納得させる自己プロデュース能力を獲得することに繋がります。

マンガ家になるためには

マンガ家になりたいと思い入学をする学生の多くは、憧れの作家さんの"ファン"です。そこは動機として大事なところなのですが、作家として活躍していく為には最短でも5年かかります。ですが、エンターテインメントのトレンドの移り変わりは早く、入学時に憧れていた作家のマネをしてデビューしても、5年後には古いセンスと言われてしまうかもしれません。
ですので、まずは”ファン”から”作家”になること。そのためには、漠然と好きだったプロの作品をしっかり構造解析し、自分がその作品のどこを好きなのか、なぜ好きなのかを分析し自覚することが必要です。それにより、自身のオリジナリティにフィードバックすることが出発点となるのです。
大学でストーリーの基本を学び、全ての経験を取材としてストック出来るよう、充実した学生生活を送ってみてください。

また、授業では、基礎技術や基礎理論を学び、そこで作り上げた作品をプロの編集者に見てもらうことで、ビジネスとして成立するポイントを探ります。その他ベテランの作家や編集者の特別講義を企画し、考え方や心構えを学ぶ事ができます。
授業はあくまで基礎で、基本的に教員は学生とマンツーマンで指導します。
以上のカリキュラムは、マンガだけでなく、あらゆるビジネスシーンに応用できるスキルを習得することが可能です。

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