今回はイラストレーションコースにお邪魔して、石原 奈津子さんにお話を伺いました〜!
石原さんは、折り鶴専用の折り紙をデザインしています。
この折り紙は、鶴をおると、羽の表裏など部位ごとにそれぞれ違う柄がくるようになっていて、一枚の折り紙としても綺麗な上に、折ってさらに楽しめるしかけのある折り紙です。
取材班、実際に鶴を折らせていただきました!ありがとう先輩!
意外に鶴の折り方って覚えていないものですね……。石原さんは卒業制作を通して鶴を折るのがすごくはやくなったとか。
折り鶴専用の折り紙はありそうでなかった発想ですね。実際折ってみると、折り紙の状態とはまた違った表情が見えてきて、何枚も折りたくなってしまう衝動にかられました。結構印象が変わります。おもしろい〜
柄のパターンは約66種類。石原さんは、毎日1個ずつ考えた柄をツイッターにアップすることで色んな人に見てもらい、制作のモチベーションを保つ工夫をされたそうです。また、制作のプランにおいて、12月にあるクリエーターズマーケットへの出店を通過点として計画していて、実際制作自体は12月には完成していたとか。そして見事完売されたそうです。
卒展当日は660枚ほど実物を設置し、来場者の方々に実際に鶴を折ってもらう体験ができるようにするそうです。これぜひ折ってみてください!たのしいよ
作品そのものももちろんですが、制作のプランのお話も、私たち後輩にとってはすごく参考になりました。ありがとうございました!
取材:小森/佐牟田/横田(グラフィックコース1年)