Author Archives: 学生Bグループ

第17回 搬出

【Bグループ】

6日間にわたる卒展も、いよいよ今日が最終日です。今日も多くの方が来場して下さっていました!

17時になると、一気に片付けが始まります。

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作品がおろされ、展示台が運び出されていきます。

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集まった展示台も徐々に解体。金属音が響き渡ります。

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作品も、丁寧に箱の中へ収納されていきます…

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大きな作品も、工具で解体されていきます。

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片付けが終わって1時間半後には、台車で運び出されていく作品も増えていきました。

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巨大なエレベーターに、どんどん作品が入っていきます。

搬出の終盤。展示室はたくさんの作品で彩られていたのが夢だったよう。

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取材中、何度も各展示室を行ったり来たりしましたが、徐々に作品が搬出されていくのを見るのはとても寂しかったです。

私は取材を合わせて2日卒展にお邪魔させていただきましたが、あの生き生きとしていた先輩方があと1カ月ほどで卒業してしまうなんて…。寂しいです。

しかし、これからそれぞれの道を歩んでいく先輩方に、エールを送りたいと思います。

頑張って下さい!応援しています!!

 

 

【Aグループ】
第20回名古屋造形大学卒展も今日で最後!最終日ということもあり、今までで一番多くの方が訪れていたように感じます!
卒業生なども見にきていて、4年生の方々とお話している姿も見えました。
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17時には搬出が開始されました。バックヤードから梱包材や脚立が一斉に運び出され、梱包作業、撤去作業が始まります!
ただ単に撤去するのではなく、元の状態に戻していきます。桃美会賞を受賞した各コースの作品は、別のトラックにて搬出され、後日展示されます。
各展示室では、学生が急いで搬出作業!多くの梱包材の中から自分の梱包材を探し出すだけでも大変です!
梱包作業が終了すると、次はトラックへの積み込み作業が待ってます。各コース、別々のトラックなので溢れるわけにはいきません!まるで、テトリスのように作品や道具等を積み込んでいきます!トラックに積まれたものは大学に向かい、明日各自で大掃除を行うそうです!
搬入もそうでしたが、搬出でも4年生以外の1,2,3年生の姿も多く見えました。手伝うことは、今後の自分の展示の時にも役に立ちますね。
他のコースと合同で展示するのは卒展だけなので、経験しておくのはとっても良いことです!僕も取材しているだけでしたが、とても勉強になりました。
搬出、お疲れさまでした!

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第14回 搬入

というわけで、今日は搬入日です!
昨日、美術館内の審査保管室に入れた作品や、新たに大学からトラックに乗ってくる作品全てを今日一日で搬入し展示しました!
各グループが取材をし、その内容をまとめています!

【Aグループ】
Aグループはグループ内の学生1人1人が感想を書いてくれました!

•永井さんの感想——————————————————————————————
今日はじめて搬入の現場を見させもらいました。
搬入の様子はとても迫力がありました!
大きな作品に、大きなトラックに、大きなエレベーター、たくさんの先輩たちと卒展だけあってすべてが大規模でした!
また、独特の緊張感もあり圧倒させられました!
明日から、卒展が始まりますがどのように展示されているか楽しみです!

•長谷川さんの感想——————————————————————————————
いよいよ搬入当日!美術館に到着すると平面系が作品をコンテナで8階にあげる作業の真っ只中でした。人と作品、展示台でいっぱいの現場はピリピリした雰囲気。こ、怖い…;;(´`)
写真を撮るよりも邪魔にならない方に気を配り、少しだけ先輩のお手伝いもしつつ8階の展示会場へ!
また邪魔にならないようにコソコソと写真撮影。作品は梱包されたままだったので会場はプチプチだらけでした。卒展の作品は一つ一つが大きくて数も多いので先輩達も大変そうです…。
取り付けが始まって徐々に展示会っぽくなっていき、完成形が気になるところですが………私は当日までのお楽しみにとっておくことにしました!!(><)

先輩の努力と大学生活の集大成、多くの方に是非見に来ていただきたいです!

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※以下、当日の流れを浅野がお送りします。—————————————————————

今日は12時半すぎから搬入が開始されました。まず、審査保管にある作品を全て8階の展示室まで大型のエレベーターで運んでいきます!
時間が限られているので、指示が飛び交う中どんどんエレベーターに作品を乗せて行きます!
平面系の中でも搬入経験の多いデジタルメディアデザインコースが主に指揮をとって指示を出していましたよー!
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作品や工具を全て8階まで運ぶと、どんどん各展示室に移動させ設置していきます!
今日は18時までに終わらせるのが目標です。
各展示室はまだ何も無く、広い空間が広がっています。作品が運び込まれると、梱包材から作品を取り出していきます。
作品を設置する前に、展示場所の確認やワイヤー等の設置をしていきます。展示室なので、天井が高い高い。。。怖くても、めげないで搬入していきます!
展示室に搬入してる間にも、大学から立体系の作品を乗せた作品がどんどん美術館にやってきます!
各コース内で分担をし、効率よく展示室まで搬入してました。
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15時をすぎると、全てのコースが会場に到着し作品を展示してきます!
何も無かった展示室も次々と作品で埋め尽くされてきます!
イラストや絵画で彩りが綺麗な展示室や、大きな立体作品で溢れる展示室など、各コースの特色も出てきますね!
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16時を過ぎると、大体の設置が終了し、ライティングが始まる展示室が出てきます!
作品をより、美しく綺麗に、見やすくする為の大切な作業です。何度も何度もライトの位置を調整していきます。

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18時を過ぎると、多くの展示室も搬入を終え、明日に備えます。
それでも搬入の終わらないコースは精一杯搬入をしていきます。色んな展示室から焦る声などが聞こえてきます。。。
施錠21時には、何とか全コース搬入を終えることができました。搬入の終わったコースは、教授たちから明日の注意事項などの説明を受けて解散していきました。
作品や工具で散らかっていた展示室も明日に向け、綺麗になっていました!無事に搬入も終わり、取材班にとっても長い一日が無事、終わりました!みなさんお疲れ様でした!

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【Bグループ】

いくつものコースが入り混じりながらも、協力しあう姿が見られた一日でした。会場内で組み立てる作品もあったりと、ただ展示するだけでは終わらないので最後まで気が抜けません。

以前取材させていただいた方々の作品が完成され、そして展示されているところを見ると、個人的に感慨深いものがありました。アトリエの雰囲気や、制作のプロセス、その向こうに見えてくる人柄、このブログを通して卒展の裏の部分をお伝えできたらと思い取材を続けてきました。卒展に関わらせていただいたことを嬉しく思います。ありがとうございました。

 

 

【Cグループ】

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何もなかった会場も運ばれてきた荷物でいっぱいになります。あらかじめ決めてある個人スペースに自分の作品を運んだら設置開始です。

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配られた配置表と会場の地図。美術館のバックヤードに入ったのは初めてで、とても貴重な経験でした。いつもとは違った美術館の表情に学生全体がなんだか落ち着かない雰囲気で作業が進められて行きます。

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搬入慣れしていてテキパキうごいてくれる学生、たどたどしくも協力し合って作業を進めて行く学生 と様子は様々。みんなお昼から夜までほぼ休憩無しで作業をしており、限られた時間は4年生にとってとても短く感じられたのではないでしょうか。

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学生がそれぞれの設置をしている間にも、ちゃくちゃくとロビーの飾り付けもされていました。

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朝には何も無かったロビーも、この通り!

 

初日にはオープニングセレモニーがあるらしく、学生の作品がロビーに飾られていましたよ!

必見です!

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展示の全貌がみれるのがとても楽しみです。4年生のみなさんほんとうにお疲れさまでした。

 

 

 

各グループ、取材お疲れ様でした!

そして、ついに明日から卒展が開始されます!!
詳しくは以下をご覧下さい。

会期:2013年2月13日(水)−17日(日)
10時~18時 ※15日(金)は20時まで、最終日17日(日)は17時まで
入場無料
会場:愛知県美術館ギャラリー・A-G2(愛知芸術文化センター8階)
名古屋市東区東桜1-13-2
(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分)

名古屋造形大学卒展記念公開講座
「西野 達:常識の転覆」
講師:西野 達(アーティスト)
日時:2月16日(土)・14時30分~16時(14時開場)
会場:アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
名古屋市東区東桜1-13-2(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分)
入場無料(要申し込み・全自由席/定員になり次第締め切り)

 

 

 

第8回 イラストレーションデザインコース

今回はイラストレーションコースにお邪魔して、石原 奈津子さんにお話を伺いました〜!

石原さんは、折り鶴専用の折り紙をデザインしています。

この折り紙は、鶴をおると、羽の表裏など部位ごとにそれぞれ違う柄がくるようになっていて、一枚の折り紙としても綺麗な上に、折ってさらに楽しめるしかけのある折り紙です。

取材班、実際に鶴を折らせていただきました!ありがとう先輩!

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意外に鶴の折り方って覚えていないものですね……。石原さんは卒業制作を通して鶴を折るのがすごくはやくなったとか。

折り鶴専用の折り紙はありそうでなかった発想ですね。実際折ってみると、折り紙の状態とはまた違った表情が見えてきて、何枚も折りたくなってしまう衝動にかられました。結構印象が変わります。おもしろい〜

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左:表の模様 右:裏の模様

柄のパターンは約66種類。石原さんは、毎日1個ずつ考えた柄をツイッターにアップすることで色んな人に見てもらい、制作のモチベーションを保つ工夫をされたそうです。また、制作のプランにおいて、12月にあるクリエーターズマーケットへの出店を通過点として計画していて、実際制作自体は12月には完成していたとか。そして見事完売されたそうです。

卒展当日は660枚ほど実物を設置し、来場者の方々に実際に鶴を折ってもらう体験ができるようにするそうです。これぜひ折ってみてください!たのしいよ

作品そのものももちろんですが、制作のプランのお話も、私たち後輩にとってはすごく参考になりました。ありがとうございました!

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取材:小森/佐牟田/横田(グラフィックコース1年)

第5回 彫刻コース

どうもー!Bグループです

今回は彫刻4年生の土田和也さんにインタビューをさせていただきました!

土田さんは等身大フィギュアを制作されていました。

発泡ウレタンを削り、形をつくって、その上にFRPという樹脂とガラスの繊維でできたガーゼとで層を作り、乾燥させたあと、ヤスリで削る作業に入っています。ここまでくるのに三ヶ月かかったとか。磨く作業のあとは、ラッカーで塗装に入るそうです。

 

 

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これが樹脂と一緒に全体に張り合わせていくガラス繊維のガーゼ。強度を増すための素材です。ガラスとはいえ意外に柔らかい感触でしたが、不用意に触ると怪我をするそうです……。ちょっとキラキラしてます。

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樹脂を削ってなめらかにしていくやすり。分厚いです。スポンジみたいに弾力があります。

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今回の取材も初めてみる素材ばかりで新鮮でした。

 

「いろいろな物をそぎ落として、どこまでデフォルメできるか挑戦してみようと思いました」

何かのキャラクターというわけではなく、デフォルメを追求してたどりついた形だと語る土田さん。

卒展当日に立ち上がった作品が見られるのが楽しみです。仰向けの状態でも、等身大とはいえ大きく感じました。取材に応じてくださりありがとうございました!

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取材:落葉/小森/佐牟田/横田(グラフィックデザインコース1年)

第2回 プロダクトデザインコース

今回はプロダクトデザインコースにお邪魔し、後藤謙太さんにお話を伺いました〜

後藤さんは車のモデルをクレイ(粘土)で制作しています。

その上に下地塗装をして、磨き終わり、マスキングをして塗りに入る段階。

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タイヤの緑のイメージがボディーにも適用されるそうです。ポップな感じ!

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様々な角度からのラフスケッチ。アナログにこだわってイメージを描き起こします。

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コンセプトは「ALIVE」

グリーンライフを楽しむ高齢者をサポートする車で、デザインのポイントは高齢者が使いやすく、乗り降り、積み込み、積み降ろしが簡単にできるという点だそうです。

ヒップポイント、パワーアシスト、イージーアクセス……??後藤さんの口からは何やら専門的な横文字が飛び出します。全員グラフィックコース在籍な取材班にとっては未知の領域。他のコースの専門的な部分に触れられるのも卒展ならでは!

気軽に取材に応じてくださりありがとうございました!完成を楽しみにしています