カテゴリー: 特別授業

森田宏幸先生特別授業

先日行われました森田宏幸先生の特別授業の様子をお知らせします。

森田宏幸先生は映画「猫の恩返し」やテレビアニメ「ぼくらの」で監督をつとめ現在も演出などで様々な作品に参加されている方です。

講義は10月11日、12日および10月18日、19日と2週に渡り計4日間も行って頂きました。
前半の11日12日はそれぞれ1年生2年生を対象にレイアウトとはなにか?
演出や表現の仕方など実際の作品を紹介しながら分かりやすく説明して頂きました。
内容はかなり実践的でアニメーションを作っていく中で感覚的に理解していてもなかなか気づきにくい、大切な部分を教えて頂きました。

アニメーションに限らず絵を描く上での普遍的な内容にまさに“目から鱗”な講義でした。

後半の18日19日は3年生を対象に先生が監督された「猫の恩返し」「ぼくらの」を例に実際にどう作品を作ってきたか、苦労や問題点、悲喜こもごも語って頂きました。

特に3DCGアニメーションにおける現実の問題点や課題は3DCGをはじめ、デジタルコンテンツがごく身近に存在する。今の学生にとってかなり考えさせられる内容だったのではないのでしょうか。

 

森田先生2週に渡っての特別講義本当にありがとうございました。

糸数弘樹先生 特別授業

過日7/21行われました糸数弘樹先生の特別授業の様子をお送ります。

 

 

糸数弘樹先生は2014年までWalt Disney Animation Studiosウォルトディズニーアニメーションスタジオのトップクリエーターとして『塔の上のラプンツェル』『アナと雪の女王』など30本以上の作品に参加。

 

 

講義では先生の経歴から作品で実際に使われた3Dデータを拝見、作品を制作する上での注意点など大変有意義なお話でした。

後半は3Dソフト「Maya」を使って実技授業を行いました。

ディズニーで活躍されていた超一流クリエイターに教えてもらえるなんて、羨ましい限りです。

糸数先生お忙しい中、本当にありがとうございました。

先日7月8日に行われたオープンキャンパスの模様をお伝えします。

当日は台風の影響もあり心配ではありましたが、無事に開催

アニメーション・CGコースも朝から大盛況でした。

特にAO入試対策講座では高校生たちが真剣に聞きいっていました。

 

AO入試対策講座の様子

 

 

ワークショップでの手書きアニメーションの様子

みんな真剣です!

 

こちらはデジタルでのアニメーションコーナー

今年導入したばかりの液晶タブレットを使って作画してもらいました。

 

 

 

公開授業ではデジタルソフト「Animate」を使ってそれぞれ好きなキャラクターの目を動かす作業をしました。

参加型授業で当日来て頂いた高校生に一足早く本学の授業を体験してもらいました。

 

最後に今回のワークショップで発見した素晴らしい作品を紹介します。

 

どれもクオリティが高い作品ですね。

 

在校生もうかうかしてられないんじゃないかな?

特別授業:コンセプトアーティスト中村育美先生

こんにちは

先日アニメーション・CGコースでは、二日間に渡り、コンセプトアーティストの中村育美先生による特別授業が行われました。

中村先生は、アクションゲームの「BAYONETTAベヨネッタ」や「サイコブレイク」などのコンセプトアートを担当されいる先生で、海外でもご活躍されている先生です。

そこで学生達には、海外での仕事のお話や、コンセプトアートについてのお話など様々なお話をしていただきました。

アニメーション・CGコースではコンセプトアート業界への就職を視野に入れている学生もいる事もあり、学生の皆さんも真剣に講義を受けていました。

 

講義の中では、絵をかくにあたっての具体的な練習方法や考え方などもレクチャーしていただけました。

たとえば、15分間と時間を区切りどんどん絵を描いていくやり方や、4枚同時に描いていくやり方など、翌日からでも学生達にも実践していただきたいものばかりでした。

質疑応答の時間では、学生に様々なアドバイスをしていただきました。

中村先生が日頃どのようにして絵のアイディアを探されているのか、モチベーションが上がらない時はどうしているのか、など、日頃学生が抱えている悩みにも答えていただき、学生の疑問も解消されたかと思います。

絵のアイディアの話の中では、ペットボトル一つにしても中村先生の着眼点に感心するばかりで、やはり、常にどんな物をでも良く観察することによってアイディアが生まれるんだなと痛感しました。

 

また、授業が終わった後にも、学生個人からの相談や技術についてのアドバイス、実際に学生が描いた絵も見ていただけました。

今回の講義によって、学生達にとっても今後の制作や将来についての視野がよりいっそう深まり、更にはスキルアップに繋がるとても貴重な時間になったのではないでしょうか。

 

中村先生、とても貴重な講義をありがとうございました!

 

先端表現研究室 槻舘

 

 

後期特別授業 岩木勇一郎先生

こんにちは

今週は凄い台風でしたね。

そんな中、アニメーションコースでは二日間に渡り、株式会社スピード代表取締役兼、株式会社白組プロデューサーの岩木勇一郎先生による特別授業が行われました。

岩木先生による特別講義では、岩木先生ご自身が現在の職業につくまでのお話や、ポートフォリオのお話など様々なお話をして下さいました。

現在のアニメ業界では目にしない事のない3DCG業界の話等もあり、将来3DCG業界を視野に入れている学生たちも真剣に話を聞いていました。

また、仕事についてのお話は、クリエイティブな職業を目指す学生全てに取って、凄く刺激的な内容だったかと思います。

自分もブログ写真撮影の為、少しの間授業を聞いていたのですが、その中でも気づかされる事や感心する事が多く、全編お聞きしたいと思いました。

いや本当に聞きたかった。。

また、今回の特別授業では、講義だけではなく、株式会社スピード技術スタッフさんによる実技授業も行われました。

現場で働くスタッフさんの授業は、3DCG業界を視野に入れていない学生も引き込まれるような実技的な内容で、そんな学生達も将来の視野を広げる事が出来た機会になったのではないでしょうか。

これからのアニメ業界、さらに、3DCGが進展していく事は間違いないと思います。

そんな業界を目指す学生達にとって、この二日間は技術的にも、将来の事は考える上にもとても勉強になる二日間になりました。

 

岩木先生、スタッフの皆様、この度は授業を見ていただきありがとうございました!

 

また、アニメーション・CGコースでは他にも様々な特別授業が行われています。

そちらも今後紹介できればと思います。

 

先端表現研究室 槻舘

 

2016.1年 パース基礎 田中達之

こんにちは
秋を通り越して冬が来た感じですね。

そんな中
10月中なかごろから11月頭にかけて、アニメ1年生では、アニメーター田中達之先生による「パース基礎」の授業がありました。

田中達之先生は「AKIRA」など多くの作品に参加されているアニメーターであり、現在ではイラストレーターとしても活動されている、スーパーアニメーターです。
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そんな、田中先生には、パースについての基礎の基礎から講義して頂きました。

この講義によって、学生達も今まで感覚でしかわからなかったパースについての考え方、取り方が深まった様に思います。

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上の写真は一部ではありますが、講義をした後は、時実際に学生たちの実技風景です。

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皆さん、真剣に取り組んでいました。

同じ課題でも、中身のキャラクターデザインが違っていて見ていて面白かったです。

他にも、標準、望遠、広角の描き別け方などいろいろな課題を出して頂き、短期間にも関わらず、学生達のスキルアップに繋がる授業をして頂きました。

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授業の最後には、学生からの様々な質問に答えて頂きました。

アニメーター志望の学生からの、絵についての細かな質問にまで丁寧に応答して頂いたりととても充実した時間になっていたと感じます。

いろんな質問がある中で、学生達も感覚でとらえていた所を代弁してもらっているような、現場で働いている田中先生ならではの意見や新しい知識が聞けてとても参考になったように思います。

新しい知識を形にして、これからの制作に磨きをかけていってほしいと思います。

 

最後に、田中先生、東京からわざわざお越し頂き、とても貴重な講義をありがとうございました!

学生達も課題お疲れ様でした!

 

先端表現研究室 槻舘

 

 

 

 

特別講義 卒業生:梶原義大

こんにちは

雨が長引きますね。

今週アニメーションコースでは、卒業生梶原義大さんによる特別講義が行われました。

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梶原さんは、アニメーションコースの卒業生で現在はアニメで言う「撮影」の仕事をしています。

今回の授業では、「撮影」の仕事とはなにか、どうして「撮影」という仕事を選んだのかというお話をして頂きました。

アニメーションというと、デジタル化が進んでいるとはいえ、まだ一般的には何枚もの絵を重ねていくアニメーターのイメージが強いと思います。

しかし、梶原さんの職業である「撮影」は、既に描かれている絵、出来上がった動画に、効果をつけたり、カメラワークをつけたりする作業になります。

梶原さんは、「撮影」の仕事では、自分で仕上げたカットの出来上がりがそのまま放映される事に「撮影」という仕事への魅力を感じ、そこもまた、他のアニメ業界の仕事とは異なる点とおっしゃられていました。※もちろん手直しがある場合もあります。

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これらの話をきいて学生達も、絵を描く以外でのアニメ業界の仕事や、その仕事の役割に感心、興味が深まったかと思われます。

また、この特別講義では3.4年生メインのワークショップも行われました。

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そのワークショップでは、実際撮影の仕事で使用されている効果やエフェクト等の一部を紹介して頂き、その中の一部を学生達に体験してもらいました。

今回の特別講義での話やワークショップによって、今後の学生達の卒業制作や課題作品のグレードアップにつながり、また、アニメ業界でもまた違った分野の話が聞け、学生達の将来のビジョンが広がったのではないかと思われます。

梶原義大さん特別講義をして頂きありがとうございました。

先端表現研究室 槻舘

 

 

 

 

7/18(月)客員教授 大平晋也先生 特別講

こんにちは

7/18(月)に客員教授 大平晋也先生によるアニメーションコース1.2年生を対象とした特別講義が行われました。

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今回の授業では、アニメーターの仕事についての講義が行われ、アニメーターを目指している学生にはアニメーターがどのような仕事なのか、どのような作業をする仕事なのかが勉強になったと思います。

1年生はまだ、アニメーターがどのような事をするのかはっきりとイメージできていない学生もいます、今回の講義では現役アニメーター大平先生の講義を聞き、現場がどのようにして動いているのかのイメージをつかんでもらえたのではないでしょうか。

また、アニメーターを目指していない学生も、アニメーターの仕事を知る上で将来へのイメージが広がったように思います。

講義では、大平先生の携わった作品紹介もありました。

学生も見た事のある作品が多く、「おおぉ」と感心してる者や、「ここ!ここ!」とテンションの上がっている学生もいて、やはりとんでもない影響力のあるアニメーターなのだと思い知らされます。

シーンごとに、その時の気持ちであったり、自分がどのような思いで仕事をしてとか、どういう経緯で仕事をもらったりとか、日頃では聞けないような話もあり、人間味あふれるとても貴重な講義だったように感じます。

今回の講義で、学生達もアニメーターの仕事について今まで以上に感心をもつ事が出来たのではないでしょうか、この講義を生かし自分の制作や将来への考えに生かしてほしいと思いました。

 

先端表現研究室 槻舘

 

 

 

第1回 5月21日(土) 招聘講師:櫻井 圭記「商業アニメーション制作について」

こんにちは

特別公開講座のお知らせ

大学HPにも掲載されておりますが

5/21(土)にアニメーションコース客員講師の大平晋也先生と櫻井圭記さんによる対談が東別院ホールにて行われます。

本学制はもちろん一般の方にも公開しておりますので興味のある方は是非お越し下さい。

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第1回 5月21日(土) 招聘講師:櫻井 圭記「商業アニメーション制作について」

時間:14:00開演(開場13:30)
会場:東別院ホール(東別院会館3F)
アクセス:地下鉄名城線 東別院駅 4番出口より徒歩4分

聴講申し込み方法
Eメールまたは往復はがきで、下記の連絡先まで お名前、ご住所、電話番号をご記入のうえお申込ください。

<Eメール>
zokokai@nzu.ac.jp

<往復はがき>
〒485-8563 愛知県小牧市大草年上坂6004 名古屋造形大学
社会交流センター「公開講座」係

お問い合わせ先/名古屋造形大学 社会交流センター
tel 0568-79-1243(9:00~16:30)
fax 0568-79-1070


 

1年 業界研究 若見先生

こんにちは

12/3、12/4の昨日今日と、アニメーション作家の若見ありさ先生による授業が行われておりました!

若見先生は名古屋造形大学を卒業しており、私が学生のときには総合造形、今でいうコンテンポラリーコース出身の先生です。

そんな若見先生は学生達に自分が制作してきたものや様々なアニメーションを紹介して下さいました、1年生のうちに様々なものを見る事はこの先の表現方法の幅を広げる事に繋がるとおもいます。

1年生達も何か興味のある映像にであえたらそれについて研究してみるのもいいですね!

若見先生ありがとうございました!

※写真は真っ暗で何も見えなかったので今回はありません。

 

先端表現研究室 槻舘