特別講義 卒業生:梶原義大

こんにちは

雨が長引きますね。

今週アニメーションコースでは、卒業生梶原義大さんによる特別講義が行われました。

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梶原さんは、アニメーションコースの卒業生で現在はアニメで言う「撮影」の仕事をしています。

今回の授業では、「撮影」の仕事とはなにか、どうして「撮影」という仕事を選んだのかというお話をして頂きました。

アニメーションというと、デジタル化が進んでいるとはいえ、まだ一般的には何枚もの絵を重ねていくアニメーターのイメージが強いと思います。

しかし、梶原さんの職業である「撮影」は、既に描かれている絵、出来上がった動画に、効果をつけたり、カメラワークをつけたりする作業になります。

梶原さんは、「撮影」の仕事では、自分で仕上げたカットの出来上がりがそのまま放映される事に「撮影」という仕事への魅力を感じ、そこもまた、他のアニメ業界の仕事とは異なる点とおっしゃられていました。※もちろん手直しがある場合もあります。

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これらの話をきいて学生達も、絵を描く以外でのアニメ業界の仕事や、その仕事の役割に感心、興味が深まったかと思われます。

また、この特別講義では3.4年生メインのワークショップも行われました。

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そのワークショップでは、実際撮影の仕事で使用されている効果やエフェクト等の一部を紹介して頂き、その中の一部を学生達に体験してもらいました。

今回の特別講義での話やワークショップによって、今後の学生達の卒業制作や課題作品のグレードアップにつながり、また、アニメ業界でもまた違った分野の話が聞け、学生達の将来のビジョンが広がったのではないかと思われます。

梶原義大さん特別講義をして頂きありがとうございました。

先端表現研究室 槻舘