吉川 隆之スタジオ

スタジオ教員：吉川隆之

情報表現領域

CGを用いたあらゆるデジタル表現を対象とした制作研究を行い、活躍できるスペシャリストを育成します。
近年3DCG が社会で担う役割はゲームや実写映像といったエンターテインメントの業界にとどまらず、工業デザイン、コミュニケーションデザイン、広告、医療といった多岐にわたる需要とともに存在感を高めています。

本スタジオは、業界のニーズに併せたスキルを習得し、多様化、専門化するCG業界で活躍できる人材を育成することを使命をします。また、スタジオの専門分野をあえて限定しないことで、従来のCG表現の枠にとらわれない新規性や独創性を担保します。
スタジオ生は「自己との対話」「他者との対話」の2つの軸足を意識し、制作を行います。複雑で急速に変化する社会の中での自身の役割を見出し、他者の幸福に貢献出来るよう、高度な技術としなやかな心を磨き上げます。志望する皆さんにおいては、現時点での力量より、常に向上心を持って取り組む前向きな姿勢を重要視します。

キーワード

3DCG
映像
ゲームデザイン
A.I.

授業内容

2年後期	これまで共通カリキュラムとして学んだ3DCGの知識をベースに、今後の制作に必要な様々なツールを習得し、動画制作やインタラクティブ系メディアなど、様々な媒体に対応するための下地をつくります。フォトリアルな質感や絵画的表現など、3DCGの可能性に触れていきます。
3年前期	自身の指向を軸に応用的な技術を習得します。同時に自身が専攻するテーマと表現手法を企画段階から考え、最終的な制作物として完成させることでプロジェクトとしての一連の流れを体験します。
3年後期	過去の制作物をポートフォリオとしてまとめ、自身の指向と今後の方向性を明確にしていきます。同時にグループワーク課題に取り組むことで作業分担や組織の中で担う役割について模索します。
4年	これまでの学び、研究した内容をもとに自身の集大成的作品となる卒業制作をおこないます。

学生作品紹介

卒業制作

「Lost Memory」動画作品

「HelloWorld!」ゲーム・フィギュア展示

3年前期：企画制作課題

企画制作課題

将来目指す職業

CGデザイナー
映像クリエーター
ゲームデザイナー

> 職業紹介

スタジオを目指す学生の皆さんへ

3DCGは敷居の高さがあり、習得が難しいとされる技術ですが、高度な技能であるからこそ大学で時間をかけて学ぶ意義や優位性があります。また、3DCG業界は常に最先端の需要と共にあり、常に優秀な人材を必要としています。皆さんが活躍できるステージは多岐にわたります。是非、期待と勇気をもってそのスタートラインに立ってください。