金澤 秀晃スタジオ
スタジオ教員:金澤 秀晃
空間作法領域
UXデザイン研究
プロダクトデザインを「商品の意匠」や「機能的な問題解決」の側面からだけでは無く、「ユーザーの体験価値」や「ユーザーの行為に繋がる心理」など「人とモノとの関係性」の側面から検証し、これからのデザインに必要な要素や考え方、意味や在り方について研究する。
これは、プロダクトデザインに文脈やストーリー、コンテンツを付加する視点でもあり、アウトプットは、物品の意匠のみならず、商品・イベント・ブランディング・ビジネスモデルなどの企画や仕組みなどもこれを認める。またIoTやAIなど、拡張技術に対応していくことやアートとの境界をはみ出して行くことを目的に他分野との協働も視野に入れる。
これは、プロダクトデザインに文脈やストーリー、コンテンツを付加する視点でもあり、アウトプットは、物品の意匠のみならず、商品・イベント・ブランディング・ビジネスモデルなどの企画や仕組みなどもこれを認める。またIoTやAIなど、拡張技術に対応していくことやアートとの境界をはみ出して行くことを目的に他分野との協働も視野に入れる。
地域社会を豊かにする取り組み
研究のプロセスとして、技術・伝統・文化・風習・習慣などに根ざした「暮らし」を中心に、社会のニーズや問題点の発掘を推進する産学連携プロジェクトへの取り組みや減災や環境・公共など社会的なテーマへの取り組みも奨励する。また経験的学習の実現を目的にマーケティングやリサーチなど学外でのフィールドワークに取り組む。
自分の得意な世界を持ちながらも、様々な視点から「ものづくり」を考え、ユニークな着眼と柔軟な発想で新たな表現にチャレンジする意欲があり、発信できる学生が望ましい。
自分の得意な世界を持ちながらも、様々な視点から「ものづくり」を考え、ユニークな着眼と柔軟な発想で新たな表現にチャレンジする意欲があり、発信できる学生が望ましい。
キーワード
- UXデザイン
- デザイナーの領域拡張
- プロポーザルデザイン
授業内容
2年後期 |
|
3年前期 |
|
3年後期 |
|
4年 | これまで学び、研究した内容をもとに、最後の集大成となる卒業制作を行います。 |
学生作品紹介
- 中原采音「ごとうち非常食」(ギフトによる非常食備蓄の仕組み)2021年卒
- 太田美桜「SKETTO」(災害時のボランティアを支援する仕組み)2021年卒
- 関谷祥子「neiro」(色を音に変えるカメラ)2018年卒
- 加藤愛理「ゆるふわタウン」(ネット上の架空都市に於けるビジネスモデル)2018年卒
- 玉置みづほ「センチメモア」(タイムラグを用いたギフト)2019年卒
- 野呂翔子「旬ぐらし材料室」(旬野菜を摂取するビジネスモデル)2019年卒 など
「neiro」色を音に変えるカメラ
「ゆるふわタウン」ネット上架空都市に於けるビジネスモデル
将来目指す職業
スタジオを目指す学生に対してのメッセージ
現在、商品の価値はサービスやコンテンツに移行しています。物品をデザインするプロダクトデザインの王道のみならず、その商品が生活者の豊かな体験価値に繋がるアイデアが今後益々大切になります。分野を超え、新しい「モノの価値」の意味を一緒に考えてみませんか?