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FC岐阜 公式VTuber 蹴球夢



蹴球夢の制作について

FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブ(岐阜市)との共同でVTuber(バーチャルYouTuber)の制作を行いました。学内で開催されたキャラクターコンペにて情報表現領域の高井美沙さんが制作した『蹴球 夢(しゅうきゅう ゆめ)』が選ばれ、2019 年6月8日には「FC 岐阜公式VTuber 蹴球夢発表会」が行われました。
サッカークラブによるオリジナルV T u b e r の就任は、Jリーグクラブ初となります!

作者インタビュー

情報表現領域 ペルティエスタジオ CGゼミ担当の近藤真琴先生と在学生の高井美沙さんへインタビューしました。

蹴球夢はどのような経緯で生まれたのですか?

近藤真琴先生
FC岐阜さんからVTuberを作りたいという依頼が来て、領域の学生たちにキャラクターデザインのコンペを行ったんです。その結果、採用されたのが高井さんの案でした。後にキャラクター名は”蹴球夢(しゅうきゅうゆめ)”に決定しました。デザインした高井さん自身がCGゼミを希望していたこともあり、結果的に原案を考えた本人がモデリングから映像編集まで制作を行うことになりました。ですが、正直かなりタイトなスケジュールで、しかも大学の名前と一緒に表に出る仕事なので、当然学生だからこれぐらいのクオリティでいいや、というわけにはいかない。なので最初は僕が見本代わりに3Dモデル作成をある程度やってみせて、高井さんの方でも学習しながら少しづつ作業できそうな所から仕事の手を付けさせて、演者さんのモーションキャプチャーにも立ち会わせました。出来上がったモーションキャプチャーデータを確認して3DCGソフトで調整した後、レンダリングして映像を編集して、という、ほぼ商業アニメと同じフローで週1ペースでリリースしていました。

高井美沙さん
本当に毎週毎週遅くまで残って作業していたんですけど、やっぱり自分で生み出しキャラクターなので、制作は辛いけどもすごく愛着があって(笑)編集を行いつつ描き下ろしイラストデータの提出も依頼されていたので、歯を食いしばってやるしか選択肢がなかったです。ですが、結果的に大変貴重な経験になったので、やれて良かったですね。鍛えられました(笑)
現在、蹴球夢の収録システムが変わりまして、動画の編集部分はFC岐阜さん側で行うことになりましたが、新しい服装の描き下ろしやグッズ用イラストの依頼などは引き続き受けていますので、来期からも蹴球夢をよろしくお願いいたします!