カテゴリー: 授業風景

2012/5/30-1年素描の搬入

 

アニメーションコースとコンテンポラリーコースの合同授業「素描」の搬入が行われました。場所は、彼らのアトリエのすぐ外の壁面。大学に来たらいつでも見ることが出来ます。

まず今回の授業を担当する吉岡俊直准教授が搬入の進め方について一通り話した後、作者たちの判断に任せた形で作品設置をしていきました。

今回の素描には、22.5mの長いロール上になった障子紙に墨汁と割り箸で作った筆で校内の風景やらモチーフが描いてあります。障子紙を丸々一本描ききって迫力のある作品もあれば、描いた長さは短いものの丁寧さが現れている作品もありました。

デリケートな素材なので丁寧に作業しています。毎年行われる授業ですが、この学年は例年より短時間でスムーズに搬入していました。

今日から6/6(水)まで展示しています。

場所:名古屋造形大学 D棟109室コンテンポラリー・アニメアトリエすぐ

 

 

先端表現研究室職員ジン

 

2012/5/28(月)-素描-

1年次は素描の授業。素描の授業では、割り箸、紙コップ、障子紙、墨汁を支給され、これ以外の画材を使うことを許されません。学生たちは校内の各所でモチーフを見つけて、長い障子紙に素描します。

割り箸をカッターで削り、ペンを作ったり先をつぶして筆状にしたり「自分が使う道具は自分で作る」ことから始める授業でもあります。

アニメーションコースの専任講師大平晋也先生が通りかかって彼らの様子を覗いていました。「アトリエにいても描きたいモチーフがないけど外ならいろいろ発見できる」、、のだとか。普段は無意識に見ていたものも観察することでいつもと違ったように感じます。

校内の風景を素描している。思っていたより複雑。

目線の先はこんな風景です。

 

 

この授業で描いた素描は5/31(木)〜6/6(水)の期間展示されます。

場所は名古屋造形大学構内D棟トンネル内です。

 

先端表現研究室職員ジン

 

2012/5/22(月)-1年コマ撮り講評&2年脚本演出授業

コマ撮りアニメーションの授業が先週の木曜日に終了し、今週から1年次は素描の授業です。今日は素描の作業に入る前に、完成したコマ撮りアニメーションの講評を行いました。

講評風景。コマ撮りアニメーションは全部で5作品。アニメーションコース1年次が5チームに分かれ共同で制作しました。発表する際に作者のコメントを聞き、作品を見ます。それに対して吉岡先生の意見が入ります。みんな緊張した様子でした。

 

 

 

 

うってかわって、2年次。

火曜日は一尾先生の授業です。前半は、脚本を片手にビデオカメラや音声機器をもった集団が校内で撮影をしていました。後半はアトリエで撮影した映像を確認します。

学生たちが機材をうまく操れず上映会は中止。その事態について一尾先生は一言注意していました。

真剣に考えてる風な糸山君。

 

 

先端表現研究室職員ジン

 

 

2012/5/17(木)-4年次卒展計画プレゼン

今日5/17(木)は暖かく、校内では栗の木の香りが広がっていました。ばたばたと忙しかった4月はいつの間にか過ぎて5月です。栗の木の香りと言えばプールの匂い、はたまた駄菓子屋の匂いに似て、どこか懐かしさを感じます。

 

4年次は卒業展示作品に向けたプレゼンを行いました。作品チェックを担当をするのは吉岡准教授と専任講師の大平先生です。

喝を入れている様子。作品の進行状況が思わしくない?

4年次は5月病になんかになっている場合ではありません。

 

皆、自分の事のように真剣に聞いています。

 

 

先端表現研究室職員ジン

2012/5/15(火)2年脚本演出授業

今週火曜日の一尾先生の授業です。演出、脚本について学びます。カメラ、音声、俳優、演出などの担当に分かれます。

 

セリフ合わせの様子。

撮影中、もしくカメラワークの確認中。

 

演技中。&指導中。

 

みんな合わさるとこんな感じ。

今日のアトリエは緊張した空気が漂っていました。

 

先端表現研究室職員ジン

 

 

3年宇井ゼミ-実写映像-2012/5/14(月)

今日の映像/アニメーションコース3年次の宇井ゼミ生はコンピューター室で映像の編集をしていました。

アニメーションコースは名称の変更が2回ほどあったので、

1、2年次はアニメーションコース。3年次は映像/アニメーションコース。4年次は先端表現コース・映像/アニメーションクラスという名称に分かれています。

今の3年次は「映像/アニメーションコース」というだけあって、アニメーションだけではなく様々な映像表現にも取り組んでいます。今日はビデオカメラを使って実写映像を制作していました。

 

ゼミはほぼ単独生です。映像の流れを組んだコンテを横に、撮りためた映像データを編集していきます。テンポ、マの取り方一つで違った見方が出来てしまうのでかなり重要な作業と言えます。なるべく客観的に見ながら、、。

 

 

こんな感じでゼミは進行していきます。

先端表現研究室職員ジン

1年コマ撮りアニメ—ション-2012/5/10(木)

昨日に引き続きコマ撮りアニメーションを制作中の1年次の様子を覗いてきました。このグループはおそらくストーリーを考案中。

毛糸やら糸やらを触りながら、どのように進めていくのかを話し合っていました。

 

こちらのグループも輪になって話し合っていました。共同制作には欠かせないミーティングです。

共同制作は役割分担をして進めていかないとなかなか前に進みません。誰が何を担当するかを決めているのでしょうか。

ストーリーをみんなで決める、キャラクターをみんなで決める、コマの進め方をみんなで決めながら進めていく方法ではなかなか難しいと思います。私はいままでの経験上、担当の人が大本の案を出してそれをグループで話し合う、という方法でないとスムーズにいかないように思います。今回の共同制作を通して彼らは何を感じるのしょうか。

吉岡先生も楽しそう。

次のコマ撮りアニメーション授業は来週の水曜日です。乞うご期待!

 

 

先端表現研究室職員ジン

 

1年コマ撮りアニメ-2012/5/9(水)

今日のアニメーションコース1年次はコマ撮りアニメの授業でした。2年次アニメーションコース21名はA〜Eの5つのグループに分かれて共同制作でコマ撮り実写アニメを制作します。

用意したのもは、ビデオカメラ、パソコン、色画用紙、小麦粘土です。色画用紙は映像の背景。小麦粘土は動物や人物などのキャラクターを作るために使用します。学生たちは小麦粘土以外にそれぞれコマ撮り映像の舞台に使えそうな素材を用意していました。

セットはこんな感じ。小麦粘土以外にオハジキや毛糸など。

 

ビデオカメラからの構図はこんな感じ。

 

ビデオカメラを繋いだパソコンから見たらこんな感じ。

画面には吉岡俊直先生の手が写っています。このときは、ビデオカメラのピントを調整していました。綺麗な手ですね。

ちなみに今回の授業で使用しているソフトは「クレイタウン」です。モチーフを移動させては写真を一枚撮る。という行程を繰り返しそれらを最後に繋ぎあわせるとパラパラアニメになる、ということが一括で出来るのがこのソフト。

 

ピントを合わせています。

 

ビデオカメラの使い方を指導しているのは吉岡俊直准教授です。

吉岡先生はアニメーションコースとコンテンポラリーアートコースの教員で、版画、3DCG、アニメーション、立体作品など幅広い形態の作品制作をしている美術作家です。詳しくは教員紹介をご覧下さい。

 

出来上がりが楽しみですね。

 

先端表現研究室職員 ジン

 

 

 

1年次デッサン講評2012/5/1(火)

1年次はデッサンの授業で入学して初めての講評が行われました。デッサンの授業では実際にモデルを見て人体を描くことをしました。4月頭から3週にわたって描いてきたデッサンを一人ずつ発表していきます。

上手く描けたところ、苦戦したところ、感想、気づいた点など話しながら行いました。

講評風景。この授業はアニメーションコースとコンテンポラリーアートコースとの合同授業です。

講評風景2。

 

先端表現研究室ジン

2年次写真授業2012/4/27(金)

2年次毎週金曜日の授業では写真のテクニックについて学びます。指導するのは写真家の山田亘(やまだ こう)先生。

今日は学生がグループになって校内のいたるところで写真を撮りあっていました。

 

モデル姿もいい感じ。さまになっています。

 

生身の人間、レンズ越しに見る人間、それを現像して写真にしたもの、同じ人でも違って見えるのが写真の面白さだと思います。

出来上がりが楽しみです。

先端表現研究室職員 ジン