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イメージ描写


試験内容

領域ごとに与えられるテーマや条件が異なり、それらから自由に発想し、文章で表現する試験となります。
ウェブサイトに記載されているテーマは、あくまで「参考・過去の試験で出題したテーマ」となります。

試験本番のテーマは、試験開始時に発表されます。受験対策を行われる際は第一志望領域の参考作品、出題テーマをご確認ください。
問題 テーマから、自由に発想し、絵と文章で表現しなさい。
画用紙、ケント紙のいずれかを各自で選択しなさい。(着彩自由)
文章は200文字以内。
時間 3時間
用紙 画用紙(八つ切り)、ケント紙(八つ切り)のいずれか選択
※持参具についてはこちらをご覧ください。

領域別 過去出題テーマ一覧

過去に実施された試験で出題されたテーマ一覧を領域別でご覧いただけます。
受験対策にお役立てください。

領域別 参考作品

領域別参考作品を掲載しております。※昨年度以前のものも含みます。

美術表現領域

参考作品①

「自然」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

講評文

広大な余白の中に小さな家を配することで、人間も自然の一部であるという作者の思想が伝わってきます。俯瞰した視点は画面に収まりきらない世界が画面外にも広がっている事を感じさせます。また、淡い桃色の空と緑の大地の柔らかい補色対比は時間の広がりも生み出しています。一方で現実空間を示唆する描写の箇所も取り入れてみるとテーマと造形表現の結びつきはさらに強くなるでしょう。観念を詩情ある画面へと昇華しようとする意欲が感じられる作品です。


参考作品②

「へや」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品

参考作品文章

講評文

デュフィを思わせる青の中に様々な色が配置された作品。多くの色を散りばめることで画面は生き生きと輝く。アトリエという主題もレンブラント、フェルメール、クールベなどによって描かれてきた。

参考作品③

「風」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品

参考作品文章

講評文

自分の心情をたんぽぽの綿毛が飛翔する風景に託して透き通った色合いで描かれている。にじみの表現を大きく使うことで、少ない描き込みでも画面が保たれている。綿毛の飛ぶ路に視線は誘導され、手前から奥に、さらにその上に移動し、広がりを感じることができる。


視覚表現領域

参考作品①

「予想外な場面」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品①

参考作品①文章

講評文

テーマ沿った明確な場面のチョイスが良いです。大きな環境の違いでそれぞれの環境がよく伝わります。
意図的に自室の色味をしぼり、海の底になった窓の外にのみ面積は少ないながらも色味をのせているため、視線誘導が的確にされています。俯瞰構図で年齢相応の室内を家具小物で丁寧に表現できているので、次のステップとして海中の奥行感や魚の描写などにも挑戦し、より表現域を広げてみてください。


参考作品②

「悲しい瞬間」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品②

参考作品②文章

講評文

シリアスになりがちな出題に対し、若干のユーモアを混ぜつつ少年の悲しみを表情豊かに描いています。広角表現で地面のアリと少年の位置をドラマチックな構図にしているだけではなく、背景に蝶や犬を入れる事でユーモラスにストーリーの奥行きが生まれているのも良いですね。広角構図でしゃがみ込む少年を描くのは難しいところですが、無理ないポーズで自然に描けているなど画力の高さもうかがえます。技術・演出ともにレベルの高い作品です


参考作品③

「愉快な気持ち」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

作品画像

作品の文章

講評文

サーカスの会場に入ると異世界のような世界観が構築されています。そのサーカスをテーマにした着眼点と、動物たちが愉快な演技をしている様は、まさに問題の意図を汲み取っています。色使いも動物たちの芸を邪魔しない色彩でやさしくも異世界のようで楽しげな印象を伝えてくれます。動物の性格を伝えてくれる表情や仕草など細かい配慮も見受けられます。荒削りではありますがテーマを大切に一場面を切り取った作品に仕上がっています。

参考作品④

「悩ましい場面」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

視覚表現領域③

視覚表現領域③

講評文

昔読んでいた本を見つけた事がきっかけに、子供の頃の楽しかった本の世界がイマジネーション豊かに描かれています。4コマではやや早急な展開ではありますが、現在の女性と子供の頃の表情の落差や、最後のコマの女の子を中心とした構図など、高い画力と演出力を感じます。丁寧な作画の中にクスッとさせるユーモアがあるのもいいですね


地域建築領域

「情景」を想像して内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい

条件

  1. 縦1m、横1m、高さ1mの空間をイメージし、その中に下記①、②の5つの立体が入っている情景を想像し鉛筆を使用してスケッチしなさい。
    ①2つの大きさの違う立方体
    ②3つの大きさの違う球

  2. 光のあたる方向を各自設定すること。

参考作品①

参考作品①

参考作品①文章

講評文

与えた条件を読み込み、更に独自の解釈を加え豊かな回答となっています。作者の文章によれば、全体を都市と考え公共施設や商業施設と想定して、都市空間をイメージしています。各立体に素材を想定してそれを鉛筆で表現しています。光による影の表現が的確であれば更に良い作品となったでしょう。


参考作品②

参考作品②

参考作品②文章

講評文

全体レイアウトの構想がよくできています。光の当たる具合、配置に関して「ドラマチック」なイメージを表現できています。回答者の説明文の「動き」「安定感」「浮遊感」が表現できています。それにより、立体の間の空間が魅力的になっています。


参考作品③

「ベンチのある『まちの風景』」を自由に想像して、鉛筆を用いて描きなさい。描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

地域建築領域 レポート③

地域建築領域 レポート③

講評文

地上から空を見上げる視点を設定し大小の立体を垂直方向に連続させることで、高さと奥行きを印象的に表現しています。特に画面左側に大きく残された余白が空間の抜けを生み、作品全体に広がりと緊張感を与えています。一方で立体のパースにはやや不自然な部分があり、地面に落ちる影の形や方向にも整合性を欠く箇所が見られます。視点と光源の関係をより丁寧に整理することで、空間表現の説得力がさらに高まる作品です。

空間作法領域

参考作品①

「励まし」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品①

参考作品①文章

講評文

テーマである「励まし」を実体験から連想したイメージで表現し、かつ丁寧なタッチと色彩で描画されています。なぜ甘いものが励ましなのか、なぜ背景はグレーの暗い世界なのか、コンセプト説明文章が明解であることも評価できます。


参考作品②

「おもてなし」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品②

参考作品②文章

講評文

テーマである「おもてなし」をストレートにイメージし、具象的なモチーフに変換し分かり易く表現しています。優しく淡い色調と筆遣いが、温かみある雰囲気を作り、両手を広げるジェスチャーが大切なものを迎え入れ、守るイメージとして素直に表現されています。差し出された両手は、背景に自然に溶け込むとよかったですね。


参考作品③

「おもてなし」をテーマにして発想した内容を自由に描きなさい。
描いたものを説明する文章を200字以内で書きなさい。

参考作品③

参考作品③文章

講評文

テーマである「おもてなし」を辞書的な意味からの連想とせず、話題として誰もが共有している「オリンピック」を介在させることで、鳥居や瑞雲といった日本的なモチーフが海外からのゲストに対する「おもてなし」の記号になり得ると捉えた視点がユニークです。「迎える」という暗示と日本的なモチーフが、もう少しわかりやすいと更に狙いが明快になっていきます


情報表現領域

情報表現領域は2027年度入学者選抜から対象外となりました。