今年で3年目を迎える株式会社桑山様と名古屋造形大学の産学連携事業の説明会を開催いたしました。
ジュエリーデザインコースの3年生と4年生が対象で、デジタルスキルを使ったジュエリーの創作が活動となります。学生の自由な発想のもと、企業がそれをバックアップし、新しいものづくりを生み出すことがこの取り組みの目的になります。

はじめに会社説明を株式会社桑山 商品開発部の高橋様よりお話をいただきました。
3年生にとって将来を意識する第一歩となります。
企業の経営理念、事業内容、重要施策、社会貢献などのお話を通し、組織として求めるもの、提供していくもの、その中で個人が果たすべきことを理解し、業界トップであることの裏付けを垣間見せていただいたことは、将来の担い手たちにはとても眩しく映ったことでしょう。



続いて3D開発グループの佐々木様より、本取り組みの肝となる立体思考についてお話をいただきました。
巧みな話術をもって学生を虜にするお姿から、CADに対する特別な思いを拝受することができました。
これを魅力と呼ぶのですね。

佐々木様が開発された商品を見せていただきながら感じたことは、ものづくりに愛着を持つ、それから明確なビジョンを持って取り組むことの重要性です。これを忘れてはものづくりはできません。


座談会をもって今回の説明会は終了となります。
それぞれの学生が持っている質問に対し、的確なアドバイスをいただきながら、アイデアの可能性を摸索していきます。
今年度の取り組みは始まったばかりです。新しいものづくりを目指し「愛着」と「ビジョン」をもってものづくりを楽しみましょう。

株式会社桑山 高橋様、佐々木様、ありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


JD齋藤

ジュエリー業界誌「JEWEL 2016年6月号」に名古屋造形大学と株式会社桑山様の産学連携事業が掲載されました。


この取り組みは、名古屋造形大学ジュエリーデザインコースと株式会社桑山様が連携し、学生の斬新なアイデアを手掛かりに、ジュエリー製作方法の新しい可能性を模索するものとして始まっています。
その一環として株式会社桑山様の設備・技術協力のもと、卒業作品の制作を行い、本学の卒業制作展・ジュエリーデザインコース内においてKuwayama Awardを開催しました。


「手作りの技術と3Dソフト・ハードウエアを活用し融合させた、自由な発想による宝飾品の制作を行うものとする」がテーマです。
優秀な作品には株式会社桑山様より、Kuwayama Awardを授与していただきます。

今回の掲載内容は、2015年度卒業制作の展示会場において、Kuwayama Awardの受賞式の様子を取り上げていただきました。
この取り組みに全面的にご協力をいただいております株式会社桑山様、記事掲載にご協力をいただいた株式会社レーヌ出版様に感謝をしております。
企業と大学の取り組みが、ジュエリー業界の活性化に寄与できましたら幸いです。


JD齋藤

新学期早々からジュエリーデザインコースの学生は作品制作に勤しんでいます。
どんなものを作っているのか覗いてみましょう。

2年生の大橋さんです。
大橋さんは、ご友人に贈るギフトを制作中です。

よく見ると形が見えてきませんか？
大橋さんはジュエリーを贈る相手に合わせてモノづくりをすることが楽しいそうです。

続いて、3年生の渡邊さん。
片道2時間の通学にもめげず、夜間にわたる創作活動を行っています。

5月に開催される展示会に向けたオリジナルジュエリーの作品制作を行っているそうです。こちらは土台となるリングの写真です。

この緑色のパーツを金属に置き換え、それを組み合わせたジュエリーを検討中です。
完成作品は展示会でお披露目予定です。

みなさん体にはくれぐれも注意して頑張りましょう!


JD齋藤

ジュエリーデザインコースの新学期が始まりました。
4/4（月）は新入生オリエンテーションです。
アトリエのレイアウトをすこしだけ変更。新入生を迎える準備は万端です。

2016年度入学の一年生です。
みなさん初々しいですね。

授業終了後には早速自主トレーニングです。
今年の一年生は努力家が多い様子です。
将来のジュエリーデザイナーを目指して頑張りましょう!



JD齋藤

ジュエリーデザインコースの産学協同開発の活動報告です。
3/13（日）、14（月）の両日に、大阪リーガロイヤルホテルにて、栄光時計株式会社主催による「アンソロジー展」が開催されました。

栄光時計株式会社と名古屋造形大学の産学協同開発事業は今年で3回目の実施となります。
この企画は、栄光時計株式会社より宝石や貴金属などの資材提供をしていただき、学生の自由な発想により意匠を考え、一点物のジュエリーを製作し、販売するという経済活動を実体験として学ぶことができる貴重なプロジェクトです。



第1回目から参加した学生は今年で卒業となり、先日執り行われた卒業式の翌日から開催された「アンソロジー展」の会場で、アシスタントスタッフとして活躍をしてくれました。
最後までありがとうございます。皆さんのご活躍を期待しています。


高額品のジュエリーとしてご案内させていただいておりますが、良いご縁があり、数点の作品をお譲りすることができました。

ご購入をいただいたお客様から、「すごく気に入りました。」「大切にしましす。」「作者の方によろしくお伝えください。」「これからも応援します。」など心が温まる言葉をいただきました。本当にありがたいことです。
それから、「このネックレスに合わせるペンダントが欲しいの。どれが良いかしら？」などのアドバイスを求められることも。
かと思えば、「若い方がデザインされているのでしょうけど、私には合わないわ。」という厳しいご意見も。
学生さんたちには、展示会場でお客様のお話を直接聞くことで自己の見地を深め、それを糧に今後の創作活動を続けて欲しいと思います。


JD齋藤

前半に引き続き卒業制作の作品紹介です。



田口雪音さん
「Porte Bonheur」
ライラックの持つ言い伝えを織り込んだ幸せを運ぶジュエリー。




田村悠華さん
「くまさか」
クマサカガイの特性と貝の螺旋構造をもとに各種の技法を詰め込んだネックレスです。




日比野純基さん
「翅-hane-」
シャツに合わせる新しいジュエリー「 No Necktie,New Tie」。




平田このみさん
「絡み草」
永遠を連想させる蔦をジュエリーアイテムとして提案しています。




湯上幸保さん
「Cinderella」
誰しも憧れるストーリー。新しいウエディングアイテム「エンゲージハイヒール」の提案です。




若林万里萌さん
「my/mine」
こうありたいと願う気持ちを込め、毎日を過ごすためのアミュレット・ジュエリー。

卒業生の皆さん、新たな目標に向け邁進してください！
いつまでもお元気で!!!


JD齋藤

卒業制作展からあっという間の一ヶ月。
2016年3月12日に卒業式が執り行われました。
ジュエリーデザインコースの12名。めでたく（ついに）この日を迎えました。
彼・彼女たちの大学後半である2年間という貴重な時間を共有させていただき、本当に感謝しています。


卒業生一人一人の顔を見ると、やはり卒業制作が思い起こされます。
12名の卒業生たちと極寒の中、深夜にわたる創作活動を行い、度重なるアクシデントを乗り越え、晴れて卒展を迎えたことが昨日のことのようです。

感慨一入です。
せっかくなので、卒業生の皆さんが苦心し作り上げてきた作品を改めて紹介させていただきます。



伊與田朋香さん
「Eternal Mark」
引き継がれるブライダルジュエリーとしてティアラを提案しています。




小川未紗さん
「FLY」
夢へ羽ばたく人へ贈りたいジュエリー。




甲藤夏美さん
「Modern Times」
時を受け継ぐジュエリーの本質を時計に重ねています。




鎌田雄斗さん
「◯△⬜︎」
自己の精神とスキルの成長を視覚的に表現した作品です。




島田恵里奈さん
「eclat tutu」
バレエ×ジュエリー。可能性を広げる提案です。




新地絵利加さん
「Surmonter」
水を得た魚の如く、未来へ向かう思いを込めたジュエリー。



JD齋藤

第23回名古屋造形大学卒展／第12回大学院修了展の搬入が始まりました。
今年のジュエリーデザインコースはいつもの展示室からG1室に移動。
デジタルメディアデザインコースのお隣です。

さてJDコースの搬入作業です。
今年の卒展では、ジュエリー作品とともに作品のコンセプトパネルを展示します。
個性あふれる作品を凝縮したA1サイズのパネルを使い、統一感を持たせた空間を演出します。




















明日から卒展がスタートします。
学生それぞれの成果物を、是非ご高覧いただきたいと思います。
皆様のお越しをお待ちしております!


「第23回名古屋造形大学卒展／第12回大学院修了展 造形研究科」を下記の日程で開催します。

会期：2016年2月16日（火）－21日（日）午前10時－午後6時
（19日（金）は午後8時まで／最終日21日（日）は午後5時まで）
会場：愛知県美術館ギャラリーA室―I室（愛知芸術文化センター8階）

卒展サイト　https://www.nzu.ac.jp/gex/2016/index.html
卒展ブログ　https://www.nzu.ac.jp/blog/gex2016/

【オープニングセレモニー】
日時：2月16日（火）午前10時より
会場：愛知県美術館ギャラリー ロビー（愛知芸術文化センター8 階）


JD齋藤

会期が短いのでご注意ください!

名古屋造形大学ジュエリーデザインコースと栄光時計株式会社の産学協同開発「学生による創作ジュエリー展」のお知らせです。

今回で3回目を迎えるこの取り組みは、栄光時計株式会社よりご提供頂いた宝石・貴金属を使い、未来の宝飾デザイナー・アーティストを志す学生の新しい感覚でデザイン及び製作をして、展示をします。

栄光時計（株）から提供された、アメシスト・ローズクォーツ・シトリン・真珠・サファイア・ダイヤモンドなどの宝石、それからK18ホワイトゴールド・K18イエローゴールドなどを使い、試行錯誤の末「一つしかない」創作ジュエリーが誕生しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

JD齋藤

あけましておめでとうございます。
今年は暖冬のようですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

JDコースでは年度末の展示会や卒業制作展に向けおおわらわです。
休暇中の数日間でゆっくりリフレッシュをして、学生の皆さんにはもう一仕事、頑張って欲しいと思っています。
展示会の会期などは、改めてお知らせいたしますので、お楽しみに!
今年もJDコースをよろしくお願い申しあげます。

元日の大学キャンパスにて。

JD齋藤