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卒業生紹介

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三堂マツリ先生


Profile

三堂マツリ先生イラスト

三堂マツリ
マンガコース 卒業

<略歴>
「第20回コミックゼノン・マンガオーディション」努力賞
「第一回一芸突破マンガオーディション」優秀賞、審査員特別賞
「第10回コミックゼノン漫画大賞」佳作入賞、読者投票No.1

「コミックゼノン」にて読み切り作品「ハッピー・モーニング」でデビュー。
webマンガ「comicタタン」(コアミックス)にて「ブラック・テラー」を連載。

Twitter
コミックタタン「ブラック・テラー」

いつからマンガ家を目指していたのですか?

中学1年生くらいから何となくマンガ家になりたいと思い始めました。たまたまテレビで見たアニメがすごくカッコよくて、自分の作品がこういうアニメになったら良いな、だったらマンガ家になるしかないな〜と(笑)そこから目指し始めました。

なぜ名古屋造形に進学を決めたのですか?

私が大学に入学する1年前にマンガコースができたのと、家からも近いということで名古屋造形大学を志望しました。オープンキャンパスに参加した時にワークショップでマンガの制作体験をしたんですけど、その時に教授の石川先生に褒めていただけたのも決めた理由の一つです。

マンガコースはどうでしたか?

入学当初の同級生や先輩たちが、受賞経験があったりバリバリ描いている子が多かったりと、すごいポテンシャルが高くて、自分は丸腰で入ってきちゃったな〜ってプレッシャーを感じていました。私にあったのは、漫画家になりたい!っていう気持ちだけで、技術も知識もなかった。正直…すごいところに入ってしまったんだなと感じました。芯を持ったストイックな人たちが多かったので、とても刺激になりましたね。

三堂先生の世界観はどこから生まれるんでしょうか?

私自身、何も強みを持ってない状態で大学に入学したのですが、自分にも武器が必要だなと感じました。そんなときに先生から「演出を学びたいなら映画を見るか小説を読みましょう。」というアドバイスを頂き、元々好きだったこともあり、「まず映画をたくさん観てみよう!」と、たくさん観始めました。マンガコースの研究室には資料として先生が映画を用意してくれているんです。それをよく借りていましたね。そんなことを繰り返すうちに、「私にはこの世界観だな」というものが見つけられつつあるのかもしれません。
今連載している作品は、短編の1話読み切りとして描いています。映画に出てくる主役ではなく、脇役にいるような変わった人や、世界で起きている奇妙なニュースとかをヒントに描いています。私の作品はテーマがちょっと不気味なものが多いので、なるべく嫌悪感を与えず、さくっと読めるようには意識していますね。自分の強みになっているのかはまだわかりませんが、読者さんからの感想で「この世界観が好きです!」と言ってくださる方々がいるのをSNSなどで見ると、これが自分の持ち味なのかな?…と思いますね。

作品画像

アイデアはどのように生み出しているのですか?

家で考えていることが多いかな?あとは、映画館で映画を鑑賞しながら考えてることも多いですね。
良いアイデアが生まれない時は、数撃ちゃあたる!っていう気持ちで、何個もアイデア出しをします。なので実は、実際に掲載された作品よりもアイデアの数は何倍も考えているんです。

「リビングデットベイビー」はTwitterにて17万いいねで話題になりましたね。

この作品は漫画賞に向けて描いた作品なんです。Twtterにあげたのは、担当さんに「知ってもらうために過去の作品を挙げてみたら?」と言われて、じゃああげてみようかなと。
それまでもイラストとかあげてたんですけど、10RTとか10いいねとかだったので、バズったときはすごい驚きました。こんなにたくさんの人に見てもらえてるんだって嬉しかったです。この作品を上げるまではフォロワーが50人くらいとかだったんですけど、これを機会に一気に増えて…びっくりしています(笑)

デビュー・連載までどのような道のりだったんでしょうか?

大学2年生頃から出張編集部に参加し始めて、めちゃくちゃいろんな出版社に見せたんですが、なかなかいい結果は得られず…という感じでした。当たって砕けろ!くらいの気持ちでいろんなところに挑戦していましたね。卒業後も在学生のみんなに混じって出張編集部に参加させてもらいました。
今の編集さんに出会えたのは運命的と感じています。

受賞や連載が決まった時はどんな気持ちでしたか?

実感が湧かないことが多いですね(笑)連載が決まった時も、掲載されるまで信じられなかったです。作品が掲載され一週間くらい経ってから、ようやく「本当に私の作品が載ってるんだな〜」って実感し始めました。高校時代の友人も「読むよ!」って言ってくれて、すごくありがたいですね。

マンガ家の良いところ、大変なところを教えて下さい。

良いところは、時間が自由に使える点です。時間の使い方が自由な分、自分の首を絞めてしまうこともあるんですけど(笑)
大変なところは、寂しいところですかね。アシスタントさんを雇っている方はいいと思うんですけど、私は一人でマンガの制作をしているので、どうしても時々話し相手が欲しくなって寂しくなります。
マンガ制作はもちろん大変ですが、常時やりがいを感じます。どんな作業をしていても、だんだん原稿ができあがっていくのが見えるので達成感があって楽しいお仕事です。

辞めたいなって思ったことはありますか?

ないですね!マンガ描くことを辞めたら生きていけないと思っているので、辞めるという選択肢は、私にはないです。楽しいので、ネタがあれば描いて、ないときはお休みして、というのんびりとしたペースでもいいので今後もずっと描き続けていきたいですね。

やっておけばよかったな〜と思うことはありますか?

もっとたくさん本を読んでおけばよかったですね。マンガの技術については大学で学ぶことができるので、その時しかできない生活を楽しむべきだなって思います。なので高校生なら高校生という生活をしっかり楽しんで欲しいですね。
あとは…もっとマンガを描きたかった、もっともっと描けたなって思います。好きな絵を描いたり、追究したり、とにかく描いていたかったですね。思ったよりも学生時代って時間があったんだな、なんてことを、今になって痛感しています。

マンガ家を目指している高校生にメッセージをお願いします!

マンガ家っていう職業は、何か1つでも自分に強みがあればなれる職業だと思います。絵が上手いとか下手とかっていうことを気にする人もいますが、そういうのは関係ない部類なんです。なので自分の中に強みがあってマンガ家になりたいと思っている人は、ぜひ私たちと一緒に頑張りましょう!

三堂先生、ありがとうございました!

三堂先生の単行本「ブラック・テラー 」は 2019年2月20日に発売予定です!

作品画像

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