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映像クリエイター 山内香里さん


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山内香里さん


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KOO-KI - 空気株式会社

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大学はどう選びましたか?

第一志望は国公立の美大を狙っていたのですが縁がなく、地元福岡で2年間浪人していました。そんな折、画塾の先生から特待制度(現・クリエイティブ奨学生制度)があるということで名古屋造形大学の地方入試を薦めて貰ったんです。家庭の事情もあって私立への進学は難しかったのですが、これ以上浪人するのも厳しく半額なら通えるかな…と。試験の内容はデッサンで、結果として学費半額免除の特待を取ることが出来たので入学を決めました。コースは、第一志望の学校と同じグラフィックデザインコースに入学しました。

県外に出るのは大変ではないですか?

私の地元は福岡なのですが、九州には美大が無いので一般大学のデザイン科や美術科、もしくは専門学校しか選択肢がありませんでした。つまり、美大で学ぶには県外にいくのが必須だったんです。突然東京に住む!となると思い切りが必要そうですが、名古屋の街の雰囲気は都会すぎず田舎過ぎず、印象的に福岡と東京の間みたいな感じで住みやすかったです。また、東海エリアには名古屋造形大学以外にもいくつか美大があったりして、大学の垣根を越えて刺激を受けたり、九州にはない環境に飛び込んだ感じで楽しかったですね。

仕事で、大学での勉強が活かされている!と特に感じるところを教えて下さい。

社会に出ると異分野の人と仕事をすることの方が多いので、学生のうちから多様性のある環境に身を置けたことは映像制作会社での実務に活かされています。メディアデザインコースってグラフィックデザインからメディアアート、Webや映像など、多様な領域が同居してたりと、一見すると乱雑な環境にも見えるんだけど、実際の仕事も、グラフィックも作ればWebの企画も考えるし、マッピングの演出も提案する。このカタチってメディアデザインコースのやり方そのものなんですよね。自分の専門外の領域の制作過程を知ると、知見も広まるし、相対的に自分の強みも知る事ができる。あと、この人に仕事を頼みたい!って思える面白い友人たちにも出会う事ができたので、そこもこれから活かしていけたら面白いな!と思います。

映像制作会社に就職したかった理由は何ですか?

グラフィックデザインの延長として時間軸や動きの演出でグラッフィックを魅せる映像制作をやってみたいなと思ったんです。これからはただグラフィックを作るだけなら誰にでもできちゃう世界になるだろうし、私の場合、自分はめちゃくちゃクールなデザインを創り出せるタイプじゃないと考えていたので、周りに差をつけるためにも新しい領域に挑戦したいと思いました。静止画のグラフィックを専門的に学んできましたが、映像やWebデザインなどの動的なデザインも同じ延長線上にあるモノとして感じていたので、映像の世界に飛び込むのにあまり戸惑いはありませんでした。

就活はどう行いましたか?

大学3年の春に、東京で開催された福岡の企業が集まった転職セミナーに行きました。福岡はIT産業の誘致に積極的で、そのセミナーにはWebや映像の会社が多く出展していましており「地元にはどんな企業があるんだろう?」と気になって。新卒は対象ではありませんでしたが、見学に行く気持ちで行ってみたんです。そこで今勤めている会社を見つけたんです。代理店から受注する制作仕事だけではなく、自分達でゼロから企画を考えたり、オリジナルのコンテンツも作っている会社で、地元にもこんな会社があるんだ、と興味を持ちました。地元の企業なので、実家に帰るついでにインターンも行けると践んでアポイントを取り、夏休みに1ヶ月間インターンに行きました。その後、入社の希望を伝え、話を進めて行きました。

大学でもっとこうしておけば良かった、というところを教えて下さい。

4年で転コースしてしまったこともあり、卒展は反省点だらけでした(笑)自分のアイデアを具体的なカタチに落とし込むところまで上手くいきませんでした。考え方のトレーニングをもっと積んでおきたかったです。

大学でサークルや学生会に入っていましたが、どうでしたか?

サークルは、Coccoというフリーペーパーを制作しているサークルに所属していました。学生会は、芸術祭の実行委員ですね。色んな人と一緒に何かを作ることは、仕事に通ずる部分だなと考えていたので、入学したら、そういう活動ができる場に入ることは決めていました。自分ひとりで完結しない制作は、発見もあって楽しかったです!
卒業した今だからこそ思うことですが、サークルで発行していたフリーペーパーについては企画から制作、配布までしてましたがずっと均一のクオリティになっていたんじゃないかな、という反省点もあります。面白かったかな?ちゃんと読んでもらっていたかな?って思っても、リサーチして結果を集計する事をしていなかったので、何が成功したのか、次回どうすればいいのか分からなかった。何部出たから今回は上出来だね!とか、そういうマーケティング的な比較は大切だったなと思います。自己満足で終わるのはもったいないので。

最後に、高校生や後輩へメッセージを!

世の中はオープンソースの時代で、自分で情報を手に入れる事ができます。だから、興味のあることにはどんどん手を出してみてほしいです。
知識を得るという事は、自分が今できている事、これからできそうなことが何なのかを知れるということでもあります。まずは調べて、やりたいことが出来る環境を考え、見つけてみてください。興味のある分野で活躍している人のSNSをフォローして、流れてくる情報から気になったキーワードを自分で深掘りしてみるのも面白いですよ。いろんなきっかけを自分で引き寄せてみてください。あと、自分のやったことを言語化するトレーニングはしておくと良いですよ。「よくわからないけど、なんかできた!」という時に、無意識のままやり過ごしていると「あの時できたのに、再現できない…。」ということになってしまいます。せっかくの試行錯誤をふいにしてしまうのはもったいないですし、仕事の現場では再現性があるスキルが求められます。自分の研究を意識的に言語化しておくことはおすすめです。