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卒業生紹介

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画家 栗原光さん


Profile

栗原光さん

栗原 光
1987 長崎県生まれ
​2010 名古屋造形大学 美術学科 洋画コース 卒業

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​[主な個展]
​2018 栗原 光 個展‐cross section‐(gallery gareco/愛知)
2014 清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ Vol.72 栗原 光 展(清須市はるひ美術館/愛知)

[主なグループ展]
​2019
ART CHECK‐IN 日常に潜むArt展(ゲストハウスますきち/愛知)オープンスタジオ(タネリスタジオビルヂング/愛知)
ART NEXT 4 オルタナペイント 並行世界の現在地(電気文化会館5Fギャラリー/愛知)
みのかもannual 2019‐明日をやる‐(みのかも文化の森・美濃加茂市民ミュージアム/岐阜)
メイメイアートVOL.3(茅野市美術館/長野)
​2018
足助ゴエンナーレ 足助的芸術界隅(豊田市足助町内 香嵐渓~古い町並み一帯/愛知)

[主な受賞]
​2012 清須市第7回はるひ絵画トリエンナーレ 優秀賞

作品画像

作品画像

今どのような活動をされているのですか?

大学卒業後、仕事をしながら制作活動、発表活動を続けています。
展示は、年に数回継続的に開催しています。

展示はどういうキッカケで開催できるものなのですか?

自分で展示できる場所を探す、自分の展覧会やグループ展を企画する、作家同士の繋がりでグループ展に参加、ギャラリーのオーナーさんから声を掛けて下さって開催する…とか、ですかね。あと、公募展にもチャレンジしています。入選すると飾ってもらえるので。
在学時代は、自分自身でギャラリーにポートフォリオを持って行き、作品を見てもらったり、売り込んだりしてましたね。いつでも、名古屋でも東京でも、ギャラリー巡りをする時はそうやって営業活動していたな~。展示するのは在学時代から多かったかな。
ポートフォリオは必需品です。今でも持ち歩いてますよ(笑)

2014年 清須市はるひ美術館 個展

積極的に自分で自分を売り込んでいたんですね。どうやってそのスキルを養ったんですか?

在学時代、ぼくは、作品を見る人が作品について自由に解釈して見てもらえれば良い、と思っていたんです。でも、授業で講評会がありますよね。そこでは自身の作品について解説をしないといけない。作品は喋ってくれないし、自分自身のコンセプトや表現について、講評の場でわかってもらわないといけない。そこで、作品制作も大切だけど、自身の作品について話すことの重要さと、作品に対して責任をもつことを学びました。
卒業してからもその点についてすごく実感していて、発表活動をやっていくうえで、もっと喋れないといけないなと思い、展示をする時はなるべく在郎して、お客さんに作品の説明をしてます。
言葉にすることで自分の考えがまとまったり、そこでコミュニケーションをとることで色んな人との出会いや繋がりができたりしますしね。

大学の頃、もっとこうしたかったなと思うことはありますか?

平面作品の制作が多くて、ほとんど油絵しかやってきてなくて。もっと色んな素材を使うことや、他の分野に興味を持って積極意的にやってみたかったなって思います。そしたら更に表現方法が広がったかもな~って。今、自分で色々試してはいるんですけど。

高校生に伝えたいことはありますか?

実は、高校の時、美術やっていないんですよ。小、中、高とずっとサッカー部に所属していて、毎日サッカーにあけくれていました。大学進学を考えたときに美術大学があるのを知ったんです。絵を描くのは昔から好きだったので、そのときに美術大学に行きたいと思いました。
だから、ぼくの場合、本格的にデッサンの受験勉強を始めたのは高校3年生の結構ギリギリからなんですよ。
絵を描いたり、ものを作るのが好きだったり、少しでも美術に興味があれば美大進学を考えてみては。世界が変わりますよ。毎日好きなことに没頭できる。

実際、名古屋造形大学は楽しかったですか?

すごく楽しかった。毎日大学にいたよ(笑)
本当に色んな人いるから、話す内容が面白かったり、自分が考えもつかないことを言ってきてくれたりね、そういうのが身近にあったから、とても良い環境だった。色んな人と出会えたし、自分自身も成長できたと思う。

最後に…今後、栗原さんはどうしていきたいですか?

これからも、作家活動を続けていきたいと思います!
良い作品を描けるよう頑張っていきたいです!