伊藤 豊嗣学長からのメッセージ

人と人、人と社会をつなぐ
LIVING TOGETHER
名古屋造形大学は、理念に基づいて5つに分けた領域で教育体系を構成しています。各領域ではいくつかの分野が複合していて、幅広い体験を経ながら専門を究めていく教育内容が組まれています。2026年春には、この体系で3期目の卒業生を送り出しました。左の写真は、その卒業生による卒業制作展の会場でのものです。私の前に展開している作品を制作した学生は、自身が住むまちの中で繊維産業が集積する地区をテーマに、その歴史と現状を伝えるためのデザインに取り組みました。現地で取材し、冊子や映像にまとめ、街区の立体模型を作り、それに真上からの実写を投影して重ね、説明に合わせてポイントを強調して見せる装置を仕上げました。いくつかの表現を複合させて提示しようとする卒業制作は以前からもありましたが、この年度には、社会に働きかけてつながりをつくり、その関わりのプロセスを経て自身の表現に結びつけていくケースが、この学生をはじめ何人も見られました。これもまた、領域制による新たな成果であるならば、喜ばしい限りです。学生の中に培われた思考や表現が、いずれ社会の中で活かされることを強く願います。
名古屋造形大学では、建学の精神を「同朋和敬(どうぼうわきょう)」としています。そして、それを「共なるいのちを生きる」というわかりやすい言葉に置き換え、機会あるごとに学内外に伝えています。人は一人では生きられず、他の人との関係の中でこそ生きることができる。他の人が思い感じることへの眼差しを持ち、人がよりよく生きていく道を求めていく。そんな意味になります。アートには、人の心を広げ、人を勇気づける力があります。デザインには、暮らしの中の問題を解決してより良い方向へ向ける力があります。エンタテインメントには、人をワクワクさせ、没頭させる力があります。そのいずれの力も、自己を越え他者とどう関わっていくかを思考していく、まさに「人間力」を育むことでより強いものになります。本学は、芸術各分野のものづくりを究めるだけではなく、人と人、人と社会をつなぐ役割を担える人を世に送り出していくことを方針としています。それを思いに込めて、これからも名古屋市の名城公園キャンパスから社会へ力強く発信していきます。
名古屋造形大学 学長 伊藤 豊嗣
名古屋造形大学では、建学の精神を「同朋和敬(どうぼうわきょう)」としています。そして、それを「共なるいのちを生きる」というわかりやすい言葉に置き換え、機会あるごとに学内外に伝えています。人は一人では生きられず、他の人との関係の中でこそ生きることができる。他の人が思い感じることへの眼差しを持ち、人がよりよく生きていく道を求めていく。そんな意味になります。アートには、人の心を広げ、人を勇気づける力があります。デザインには、暮らしの中の問題を解決してより良い方向へ向ける力があります。エンタテインメントには、人をワクワクさせ、没頭させる力があります。そのいずれの力も、自己を越え他者とどう関わっていくかを思考していく、まさに「人間力」を育むことでより強いものになります。本学は、芸術各分野のものづくりを究めるだけではなく、人と人、人と社会をつなぐ役割を担える人を世に送り出していくことを方針としています。それを思いに込めて、これからも名古屋市の名城公園キャンパスから社会へ力強く発信していきます。
名古屋造形大学 学長 伊藤 豊嗣