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卒業生紹介

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カメラマン タカギユウスケさん


Profile

タカギユウスケさん

タカギユウスケさん
ライブカメラマン

2012年 3月 名古屋造形大学 デジタルメディアデザインコース卒業
2017年 3月 ライブカメラマンの"対バン"写真展 『PhotoGig』を名古屋市栄「#1010」 で企画開催。県内外からの多数のお客さんを迎え大成功を収める。
2018年 1月 『PhotoGig2』の企画開催。カメラマンを6人に増やし、展示アーティストのオープニングをライブハウスで開催する等新たな試みに挑戦。
2018年 4月 初個展 『ONEMANLIVE』を開催する。
名古屋バンド"HalftimeOld"のワンマンライブの一日のライブ写真で会場を埋め尽くす展示は多くの反響を呼んだ。

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作品画像

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美大受験対策はどのようなことをしていましたか?

まず美術部に入り、デッサンをみっちりやりました。僕は周りより受験対策を始めるのが遅かったため、高校の授業中とかにも密かに練習していました(笑)長期休みには画塾に通い、入試に向けて追い込みをしていましたね。

美大に進学しようと決めたのはいつ頃ですか?

高校2年生になった時です。工業高校の情報技術科という学科にいたのですが、同じ情報分野の中でもデザインを勉強したいと思い、情報デザインが学べる美大を探し、名古屋造形大学を見つけました。

授業で印象に残っているものはありますか?

やはり、秋田淳之助先生の写真の授業です。現在の写真を生業にするにあたって全てのきっかけを与えて頂きました。1年次の時に先生の写真の授業を受けることができたおかげで、2年3年と写真素材が必要な時には自分で撮ることができ、困りませんでした。

名古屋造形大学の魅力を教えてください。

自然豊かな立地と、幅広い分野の学生が集まっているところだと思います。
街中の大学に比べ精神的にも落ちついて制作に挑めます。幅広い分野というのは、例えば僕らの代からできたマンガコース(現 映像文学領域)や、情報デザインとは全く違う美術コース(現 美術表現領域)の学生など、異なるジャンルを学ぶ学生と垣根なく交流することができ、幅がとても広がりました。
また、他分野の授業を選択するシステムもあり、自分の分野以外の制作にも直に触れられ、とても良かったです。木工や版画、陶芸など、工房で制作するのもすごく楽しく、新たな知識の引き出しが増えました。

なぜカメラマンを目指したのですか?

1年次の授業をはじめ、僕にとって写真という素材は切っても切り離せないものでした。素材を自ら撮影しに出向いたり、旅行にカメラを持っていったり…そんな写真漬けの毎日を過ごすうちに、写真という表現は「僕にすごく合っているんじゃないか?」と徐々に感じるようになりました。最終的に職にしようと決意した決め手は、就活中、ある写真館で出会った一枚の写真ですね。それまでは写真というより映像分野で仕事を探していたのですが、写真館でのあの写真をみた瞬間、「写真はこんなにクリエイティブな世界を表現できるのか!」「写真って、映像の一部というより、むしろ映像そのものじゃないか!」 と、一気に引き込まれてしまい、今現在カメラマンの仕事をしています。

スタジオKOO企画展示で制作したタカギさんの作品 ※JAバンクあいち様の正式な広告ではございません

仕事で感じるやりがいや楽しみを教えてください。

以前勤めていた会社のスタジオでは広告写真撮影が主でしたので、自分が撮影に携わった写真をふと目にした瞬間、やりがいを感じました。また、建築からファッションスナップ、フード、ジュエリー、人物などなど、かなり分野が幅広く、撮影ジャンルごとに、ライティングや商品知識、構図などスキルの奥深さが魅力的で、勉強が尽きません。それが大変だと思う反面、楽しいとも思うポイントです。
現在メインで行っているライブカメラマンとしての撮影では、撮影したバンドのファンの方々からSNSなどでダイレクトな反応が伝わってきて、すごく嬉しいですね。

仕事で大学の学びが活かされているなと思うことを教えてください。

学生時代に写真はもちろん、映像や音、デザインまで、幅広い分野に積極的にチャレンジすることができたおかげで、現在写真にとどまらず、CMやweb、PV映像、サウンドに関するお仕事もさせていただいているんです。普通にカメラマンだけを目指していたのでは熟せなかった依頼も受けることができるのは、大学での学びが非常に活かされているなと感じますね。

大学進学で悩む高校生にメッセージを!

とにかく自分が好きだと思うことを頑張りまくってください!作って、迷って、悩んで、探して…の繰り返しを思いきって楽しむことで、最終的に自分にとっての良き場所に辿り着くのだと思います。
だから、好きなことができそうだなと感じるのであれば、その予感を信じ、まずは安心して大学に進んでみて下さい。