第2回フィールドワーク 法隆寺 興福寺 10月26日(土)

この日も晴天に恵まれて。小学校の遠足以来という声もちらほら。

まずはお寺の住職に解説を受け。五重塔は仏舎利を収める塔であり、その構造はスカイツリーに応用されたなどなど。回廊で囲われたその伽藍配置は日本の仏教建築の初源の形を伝えるものとして大変美しく京都とはまた異なる空気が漂う。

見学することのできた日本古代彫刻の最高傑作の一つとされる国宝の百済(くだら)観音像は来春、東京国立博物館で、特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」として大々的に公開されることとなっていて大変話題の展覧会となることは間違いない。

その次に興福寺。

国宝館の見学。阿修羅像の女性のような華奢な美しさを目の当たりに。千手観音菩薩の大きさにも圧倒され。

東洋美術史で習っている仏像が今日はいくつも実際に見れて感動という声も多くありました。

引率責任者 岡田憲久