今年も前期の自然学を振り返ってみたいと思います。
1.荒れた森を整える。
人はすぐそばの自然エネルギーを森からもらい、自然との共生で自然と共にある暮らしをしてきました。それが里山と呼ばれるものです。
しかし、1960年代以降、石油、石炭、化学肥料、外材などに頼る暮らしとなり、人々の生活はすぐそばの自然とかかわる暮らしから離れてしまい、自然は放置され荒れています。
その一つが竹林の広がりです。
造形大の森も孟宗竹が広がり、本来の植生環境を傷めています。
自然学の授業の最初は、この竹林の広がりを抑えることでした。







みんな心地よい汗を流してくれました。タケノコ堀です。
今年は極端に少なかったですが、それでも収穫に大喜び。

2.繁殖しすぎている竹をデザインに。
みんな自分の箸を竹で作りました。この余り過ぎている竹という自然の素材をもっとデザインに生かせないのでしょうか。




3.土をさわる
自然学の次のステップは土です。
造形大学が現在位置する場所は、焼き物の、古窯後の多い場所です。
自然を知る基本のひとつである土をさわって、お茶碗を作ります。
たった3回での授業なのでなかなか作品と呼べるものにはなりませんが、釉薬をかけ、陶芸体験。










4.手作りで食す
箸を作って、お茶碗を作ったので、みんなでご飯を炊いて。竹の器に。
なべさん、ただちさん、ありがとう。 おいしい昼食でした。
















5.地域の自然産業の見学
日本1のサボテンの生産地がすぐそばにあります。卒業生も働いています。
これだけ並ぶと、かわいいけれど見たこともない景色です。





毎年お世話になっている、桃屋さんの見学です。
後藤さんいつもありがとうございます。
みんなひとつづついただいて大喜び。
商品ですよ。今年1番早い収穫のものですよ。



6.市中の山居中部大学の中にある書院と茶室の見学
校舎群の中にありながらまるで、森の中にいるような・・・・岡田作品です。この秋に中部大学の博物館で岡田憲久展が催され、だれでも見学できますよ。






7.自然との出会いの場・庭
最後は木工室の端材で自然との出会いの場の制作。
A3のベニヤの上に余った材料で。自然の小枝、苔、木片、すでに材料が持っている力をうまく使って。人間がすべてを作り出すのではないのですよ。
















さて、少しでも自然というものを解ってくれたかしら?