2018年度 第2回フィールドワーク 10月27日(土)

 

心配された雨も上がり、少し肌寒さも感じた始まりでした。

「サステナビリティー」をテーマに、近江八幡の郊外に和・洋菓子の「たねやグループ」が手がける、建築家藤森照信設計のショップと本社屋と農場の総合空間。

 

 

草屋根のショップ棟はまるでジブリの風景。
一部にはアメリカのポップなショップゾーンも。
みんな十分おとぎの国のような空間を楽しみました。

 

 

次に向かったのは近江商人の町、近江八幡。

琵琶湖河畔に位置し、中央には物資運搬の水路を中心に町並みが広がります。

江戸時時代の町並みの面影を残す新町通りに、国の重要文化財旧西川家住宅があります。
典型的な近江商家の面影を残すこの家は、店の部分と居宅部分に分かれています。

近江商人の隆盛ぶりを偲ぶことができる建物です。

 

 

そこへ卒業生の鈴村りえさんが合流してくれて、近江八幡の町のポイントどころを案内してくれました。

水辺を散策。日牟礼八幡宮参拝、後は自由散策。
何人かは、たねやの和菓子店でちょっとお茶をして。

 

 

そのあと希望者は、伝統的建造物群保存地区にあり、昭和初期の町屋を和室や蔵などを活かして改築した、鈴村さんが学芸員をするボーダレスアートミュージアムNOーMAを見学。

ボーダレスアートは障害のある人たちによる造形表現や現代アートのことを指しています。

 

 

大変見どころの多い1日でした。
今回も留学生が多く参加してくれ、大変喜んでいました。

 

 

岡田憲久