環境自然文化特殊研究 10月26日(金) 学外授業
多治見の自然の中で営まれる「ギャルリ ももぐさ」へ。
名古屋市鳴海から移築された民家をもとに展開される建築と庭。
消費社会から離れて、「もの」と人とのかかわりを、着る・食べる・住むという生活の基本から見つめた美術・工芸の在り方を、企画展と常設で展開。
その企画と空間の素晴らしさから全国から人が集まるギャラリーである。
今回は美濃の陶芸作家「伊藤慶二展」です。
ギャラリーのオーナー安藤雅信さん、作庭家の鈴木奈津子さんの解説もあり、留学生たちも日本家屋の中での空間と時間の体験に満足。
喫茶室は建築家 中村好文氏の設計。ここでお茶の時間を楽しむ学生も。
次に向かったのは鎌倉時代の禅僧、夢想国師によって開山された国宝「永保寺」。
まず厳しい自然環境の中に身を置くことが修業。
池にかかる無際橋の向こうは彼岸、観音殿が立つ。奥には開山堂。
その後、土岐川の河原まで下り清流のすがすがしさに深呼吸。