9/2(水)は久々の良いお天気です。
そんな恵まれた日に、夏休みJDコース在学生対象の特別ワークショップを開催しました。
参加者は4年生、内容は日本の伝統技法の一つ「螺鈿」の実習です。
講師は株式会社伊東商店に勤務をされている、早川守彦先生です。
早川先生は、2013年に卓越技能者受賞(現代の名工)続く2014年には黄綬褒章受章をされています。
今回は早川先生のご厚意により、先生の作品を象徴する技法の一つである、螺鈿のテクニックをご教授いただきます。
螺鈿(らでん)とは。
漆工芸品の技法のひとつ。螺は貝類を意味し、鈿は散りばめる飾る意味で、貝殻を切り、器物などの表面に張付けて漆で固定したもの。貝は夜光貝、アワビ、メキシコ貝などを用いています。
漆はかぶれる可能性があるので、今回は、合成漆を使用しています。
はじめに貝を切断します。貼り付けたい模様を考えて切断することがポイントです。
貝を貼り終えました。
今日の工程はこれで終了です。
この後、何度か合成漆を重ね塗りします。
来週は研ぎ作業です。
早川守彦先生、ありがとうございます。
次週も宜しくお願い致します。
JD齋藤