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4年間の集大成

 

こんにちは!卒展ブログBチームです!!
制作期間も1ヶ月を切り、卒展ももう間近です。いよいよラストスパートに入り大詰め、そして最終確認の段階まで来ました。

今回はアニメーションコース、嶋崎耕平先輩に制作の取材をさせて頂きました!

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嶋崎先輩は画力もさることながら、動きがとても素晴らしい作品を作られる方です。嶋崎先輩のかっこいい絵が、気持ち良く動いているところを見ると毎回シビれます!
後輩からは憧れと尊敬の先輩ですね!
今回の卒制は文化祭の買い出しのお話を作られているということで、作品についていろいろお話を伺いました。


 

Q 今回の作品のテーマはなんですか?
A 作品のテーマではなく、作品を作る事においての自分の中のテーマになってしまうんですが、一度やっておかなくてはいけない事をやっている。という感じです。ちゃんとレイアウト*を切るとか、今までなあなあで進んできた所を一度きっちりやらなければと思いました。
*レイアウト=1カット(一場面)に必要な背景やキャラを描き込んだもの。カットの設計図になる。

Q 卒制を作るにあたって、何か影響された作品などはありますか?
A ずばりこれといった作品はないのですが、自分が今まで見てきた中で好きな表現や画面を今回の卒制でやりたいです。課題などで消化できなかったので…。上手い人って絵の情報が少なくても、かっこいい画面(絵)になるんですよ。自分もそんなかっこいい画面を目指したいです。あと、今回は特殊なことはやりたくなかったです。そういう事はあえて避けて、商業アニメをやりたかったです。

Q 何故、あえて避けたのですか?
A 卒業制作で実験的な事をするより、普通の事をちゃんと出来るようにしたかったんです。卒業制作じゃなかったら、もっといろいろやりたいですね。

Q ”卒業”制作だからですか?
A そうです。自分にとって”卒業”制作というのは、4年間の総まとめだと思っています。今の自分の実力の確認。そして、その実力をはき出したいです。

Q 制作していて辛い事ってありますか?
A 終わらない。

Q それはすごくよく分かります…笑 逆に楽しい事はありますか?
A 泊まりで制作が多いので、一緒に泊まった人とコミュニケーションが増えるのは楽しいです。作品に対しては調子に乗ってきたり、やろうと思っていた事が出来ると楽しいですね。あと、終わらないのも楽しいよぉ…。

Q 最後に意気込みを聞かせてください!
A やりだしたら、やりきりたいです…!!!

 


真剣な表情で作業をする先輩。

下書きを透かしながら慎重に描き込んでいきます。

作品に対して真摯に取り組む姿は、後輩として見習わなければいけません。
今回インタビューをさせて頂いて勉強になる事がとても多かったです。
嶋崎先輩、ありがとうございました!

今年度のアニメーションコースはセルアニメの他に人形を使ったアニメを作っている先輩もいます。いろいろなバリエーションのアニメが見られそうで今から卒展が待ち遠しいですね!
皆さん、お越しの際には是非アニメーションコースの展示にお立ち寄りください!