今回は撮影会の様子を伺いました。
この時期には毎年名古屋造形大学にある撮影スタジオの他に、学内ギャラリーに暗幕を張って仮設スタジオを作り卒業制作の作品を撮影しています。
D1ギャラリー仮設スタジオの様子。様々な機材が運び込まれ、いつも展示が行われている時の雰囲気とまったく違い緊張感に溢れています。
プロのカメラマンと作者の学生とでマンツーマンで撮影を行う中で、微妙なライティング、作品のセッティングなど微調整が行われます。このときにプロからのアドバイスを受けて見え方が良くなったりと、各々新しい発見があるようです。
この日はデジタルメディアデザインコースの学生の作品の撮影が行われていました。セットを作ったり、壁に投影したりといろいろな撮影の仕方があっておもしろいですね。作品によってスタジオ内の雰囲気ががらりと変わるのも作品の個性があってこそです。
学内のスタジオでも視覚伝達デザインコースの学生が撮影を行っていました。パッケージが一番キレイに見えるようにこちらも試行錯誤の連続のようです。
撮影スケジュールも細かく設定してあり、まさに時間との戦いといった感じです!これら撮影された写真は卒業生に配られる卒展の作品集に収録されるようです。名古屋造形大学図書館でも閲覧出来るようなので、興味のあるかたは歴代の作品集をご覧になってはいかがでしょうか?