【展示会のお知らせ】第26回 名古屋造形大学卒展2019

「第26回 名古屋造形大学卒展2019」について
下記の通りお知らせを致します。
是非、ご高覧ください。

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第26回 名古屋造形大学卒展2019
◯場所:愛知県美術館 (愛知県美術館ギャラリーA室〜I室)
    (名古屋市東区東桜1-13-2(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分)
◯開催期間:2019.2/19(火)〜2/24(日)
◯開場時間:10:00〜18:00
 (※22日(金)は20:00まで、24日(日)は17:00まで
◯入場料:無料
公式Twitter公式HP
  (クリックすると各ページに飛びます)

☆オープニングセレモニー☆
日時:2/19(火)10:00〜
愛知県美術館ギャラリーロビー
(愛知県芸術文化センター8階)

※その他の情報については、

 運営公式TwitterやHPをご参照ください。

(投稿者:美術研究室/Twitter

美術コース授業風景

こんにちは。美術研究室です。
本日は、ここ数ヶ月間の美術コース各領域の
授業風景写真を載せて行きたいと思います。
(学年・領域・順不同)

枚数こそ少ないですが、
カメラを向けると良い笑顔を向けてくれます。

(みんなさわやか〜)

写真は以上となります。
今回は、なるべく自然体な写真を沢山載せました。
造形の学生になった時の、制作時の雰囲気が
ほわほわ〜んと想像出来ましたか?
ちょっとでも感じて頂けましたら幸いです。

では、次の投稿まで失礼致します。

Twitter:https://twitter.com/NZU_ART

(投稿者:美術研究室)

名古屋造形大学 前期修了展(美術) 搬入

2018年7月5日のブログで紹介した「名古屋造形大学 前期修了展」が名古屋市民ギャラリー矢田で本日(7月24日)スタートした。この展覧会は、美術4年生の前期の集大成と言える展覧会で、7月24日(火)から7月29日(日)まで開催される。

昨日(7月23日)は搬入が行われた。
朝から各自の作品が学内の所定の場所に集められ、午前11時過ぎにトラックが到着。積み込み作業が始まった。

炎天下の作業は非常にきつい。熱中症にならないよう気をつけながら作業を進める。

今回は「名古屋市民ギャラリー矢田」の第2〜第5まで、4つの展示室に展示する。

こちらは第2展示室。日本画の搬入・展示作業が行われている。

卒展(卒業制作展)が年明け2月に行われるが、そのためのノウハウを身につけておくのも大事なこと。

こちらは第3展示室。主に洋画の作品が展示されているが、中央には彫刻の作品も設置されている。

壁への釘打ちの音が響く。

展示位置の調整も大事だね!?

こちらは第4展示室。なにやら大変そう!

コンテンポラリーアートの展示室には留学生も加わり、映像、写真など多様な表現が観られる。

こちらは第5展示室。彫刻の作品設置が行われている。段ボールを精密にカットした作品が組み上げられてゆく。

それを静かに見守る先生。

このようにして、展示作業は無事終了した。

名古屋造形大学 美術4年生の力作が揃った展覧会、是非、ご覧を!

会期:2018年 7月24日(火)〜 7月29日(日)
時間:10:00 〜 18:00(最終日は 17:00 まで)
場所:名古屋市民ギャラリー矢田
   〒 461 – 0047
   名古屋市東区大幸南1丁目1−10 カルポート東

お問い合わせ:名古屋造形大学 0568 – 79 – 1111(美術研究室)
大学HP:http://www.nzu.ac.jp

(小林)

コンテンポラリーアート領域   「ピンホール写真」小林担当 その3

なんだかんだ言ってるうちにこの授業も6週目に入った。

「その3」で触れた銅箔 ・・・なんとまだ届いていない。「ええかげんにせえよ!」と言いたい。

ネットで注文したのだが、受付のメールが来たのが6月29日、翌6月30日には発送の連絡が来た。遅くとも7月11日に着くはずが7月13日現在、まだ着いていない。

・・・というようなことで、急遽、ホームセンターへ走り、少し厚めなのだが0.1mmの銅板を購入し、これで代用することとした。

針で穴を開け、バリは#1000のサンドペーパーで取る。

 

これが標準ピンホール(われわれが勝手に呼んでいるだけだが… )にセットしたところ。

 

これが望遠ピンホール(これも勝手にこう呼んでいる)にセットし、内側から見たところ。

 

きれいなピンホールになっていることが判る。

 

やはり、写りが違う。

 

間違いなくシャープさが増している。

 

今日のところは、まだ試験的な撮影だが、

 

次回からは作品としての撮影に意識を切り替え、ピンホール写真の特性を活かした表現を追求しよう!

 

なお、学生からピンホール写真の展示をしたいとの提案があったので、後期に学内展示の機会を作りたいと思う。

ちなみに、こちらは吉田知古先生が指導された「フォトグラム」。

 

スマホの画面がネガになって写るのもおもしろい!

 

おもしろい作品がたくさん出来ている。これらは、来週の「2年次成果報告展」で村田仁先生が指導されている映像作品とともに展示される。

 

美術コースの2年次成果報告展は7月17日(火)から7月20日(金)まで、学内D2ギャラリーで開催される。

楽しみだ!

 

※ ピンホール写真の画像はすべて学生が撮影したものです

(小林)

コンテンポラリーアート領域   「ピンホール写真」小林担当 その2

ピンホール写真の授業も5週目に入った。

まずは、前回の報告に載っけていなかった写真。

これは望遠ピンホールを付けた際に生じたフレア。今回の授業では私自身が試行し続け、学生も一緒に試行錯誤の共有者! スリリングだが、何度か袋小路に行き当たる。

かつて印画紙を使ったピンホールカメラでも同じ現象が起きた。それは太陽光がピンホールの縁に反射して生じるフレアだったが、今回は太陽光はピンホールに直接当たっていない。

なぜだ ?? しばらく考えていてふと気がついた。ピンホールの筒の内側に光が反射しているのではないだろうか??

そこで、筒の内側に反射を押さえるマットの黒テープを貼ってみたら…

 

見事解決!

 

さて、今日は調子に乗って(?)広角レンズを作ってみた。表から見たらこんな感じ。

 

裏(カメラボディ側)から見たら…

こんな感じで、かなりボディの方に”めり込んだ”感じ。・・・しかし、これがボディにはまらない。めり込み過ぎたのだ!

そこで、グルーガンで接着した部分をはぎ取り、めり込みを少し抑えた上で、

再びカメラに装着。出来たっ!

見た目はハッキリ言ってめちゃくちゃ悪い! でも、いいのだ!!  写れば。

そして、広角レンズ大成功!

バンザ〜イ!!!

 

ところで、前回約束した”銅箔ピンホール”での撮影…  実は出来なかった。銅箔が届かなかったのだ。

残念だが、紙ピンホールでもこれだけのクオリティが出るようになったのだから、きっとビックリするようなスゴイ写真が撮れるに違いない(・・・と信じたい)!

それでは、次回をお楽しみに!

※ ピンホール写真の画像はすべて学生が撮影したものです

(小林)

コンテンポラリーアート領域   「ピンホール写真」小林担当 その1

6月7日から毎週木曜日の3、4限目
「ピンホール写真」の授業が始まった。

この授業はコンテンポラリーアート・コースが旧総合造形コースの時代から10年以上にわたって続けている歴史ある授業だ。

授業では、まず最初に光の性質や眼の構造の解説、そして、古代からの絵画の歴史、その後、カメラオブスクラや写真が絵画に及ぼした影響など、視覚芸術を学ぶ上での基本的な事柄を画像を交えながらのレクチャーで学び、さらに、写真スタジオを完全暗室(カメラオブスクラ)化した中で外の風景がピンホールを通して映り込む様子を体験する。

昨年までの授業では、このあと、各自が携帯型のカメラオブスクラを製作し、写真暗室で現像作業を行っていたのだが、残念なことに国内メーカーのモノクロ印画紙が製造打ち切りとなったので、この際、思い切って”デジタル化”することにした。といっても、デジカメにピンホール(針穴)を付けるだけなので、超手仕事的なのだ。

とは言っても、デジカメでピンホール写真を撮るのは初めてのことで、すべてが手探り。本当は授業前に試作して写しておこうかと思ったのだが「初めてのことをする”醍醐味”を学生と分かち合わなければもったいない!」と考え、ぶっつけ本番で、学生と「ああでもないこうでもない」と試行錯誤しながら進めてゆくことにした。

カメラのボディ・キャップに穴を開け、
そこに黒い紙に極小の穴を開けたものを取り付ける。

これが記念すべき「デジタル・ピンホールカメラ第1号」

恐る恐る撮ってみたら…

撮れるじゃないか!?

ボヤーッとしてはいるが写ってる!

これなんか、なかなか美しい!

印画紙を使っていた前回まではモノクロの世界にとどまっていたが、
色が出るのは何より素晴らしい!

・・・ただ、もう少し画像がシャープにならないものか…? ピンホールなのでレンズのようには行かないことはもちろん分かっている。しかも、以前は6つ切りの印画紙そのものがいわばイメージ・センサーだったのに比べ、このカメラのイメージ・センサーは大幅に小さい。当然、ピンホールの大きさをいくら小さくしても解像度に限界はある。


などと悩みながらも、我々は大胆にも「望遠レンズ」ならぬ
「望遠ピンホール」の製作に取りかかった。

構造は極めて簡単で、ピンホールをイメージ・センサーから遠ざけるだけ。

そのために、こんなパイプ状のものをホームセンターで買ってきた(白い絵の具が縁に塗ってあるが、これはカメラのボディ・キャップに穴開けの位置を転写するため・・・実際にはこの方法はボツとなった)。

そしてカメラのボディ・キャップに穴を開ける作業。
これは木工室で技術職員の田立氏の指導を得ながら行った。

ボール盤を使い、円形に穴を開けて行く。

そして、糸ノコで穴をつなぎながら切って行き、

最後にこんな機械で穴の内側を削って大きさと形を整える。
こんな便利なものがあるとは知らなかった!

そして先ほどのパイプをグルーガンで接着。

そして、完成した姿がこれ。

なんと無骨な! 

旧ドイツ軍のパンツァー(戦車)のようなイメージ!

これで写した画像は次回のお楽しみ!

さて、実は重要なことが判った。

今回、シャープさを増すためにピンホールを出来るだけ小さく開けることを目指したのだが、明らかに小さいピンホールで撮影したものが、少し大きめのものよりシャープさで劣ることが判明。絶望の淵に追い込まれた。

あとでネット上であれこれ調べてみてほぼ原因を突き止めることができた。写真のクオリティを上げるにはピンホールを小さくすることよりもきれいなピンホールを開けることが重要らしい。紙ではきれいな穴は開かないのだ!

そこで、評価の高い銅箔を購入。次回はこれで試してみる!

結果は乞うご期待!

※ ピンホール写真の画像はすべて学生が撮影したものです

(小林)

5月ダイジェスト②

引き続き、授業風景をご覧下さい。

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【彫刻領域:各学年の授業風景】

【コンテンポラリーアート領域:各学年の授業風景】

【美術1年生:各領域の基礎授業風景】

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以上が、美術コースの各領域や学年ごとの
授業風景や学内風景のダイジェストとなります。
普段、学生達がどの様に過ごしているか
伝わりましたでしょうか?
当記事以降は、6月の写真も交えつつ、
7月に引き続いている授業の写真や
大学の風景をお送り致します。

また、Twitterの方もお知らせ等々流していますので
是非こちらもご覧下さい。
Twitter:@NZU_ART