７月１日、三重県いなべ市内にある３つの小学校へ
３年生が見学に行ってきました。
今回は、３年生の野口万莉乃さんに
小学校見学についてのブログを書いていただきました。
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三重県いなべ市の3つの小学校を見学に行きました。
設計者の話を聞きながらその建物を見ることができるの貴重な体験が出来た。
【 石榑小学校 】
茶畑をモチーフにした屋根。
高い天井とオープンスペース型の明るい教室が心地よい。
充実した地域交流ゾーンではのびのびとした活動ができそう。
塀のない敷地境界やオープンスペース型での音響の工夫は参考になった。
「明るい学校は良い学校になる」子供たちの笑顔も満天だった。
反対に失敗談も聞けた。
教室の中に、微妙なカーテンが付いている。
ある時期にどうしても強い光のラインが黒板にができてしまうそう。
【 員弁東小学校 】
角がない教室、真ん中に視点がいくので授業に集中できそう。
広いデッキや幅かある廊下があり、さまざまな活動ができる。
子供たちしか、入れないような
小さくてかわいい秘密基地のような空間。
図書館は市民図書館と一体になっているので
子供たちや、地域の人たちも放課後や休日に気軽に入りやすい。
どの学年も一斉授業がほとんどで、常に開いてはいるがしきりがあるため、
オープンスペースが学習空間として十分に活用できていないような印象だった。
図画工作などの活動的な授業ではまた違うのかもしれない。
【 員弁西小学校 】
六角形の教室が面白い、天井が高いせいか少し窮屈な印象を受けた。
子供たちの視点ではどう映っているのだろう？
ところどころにちいさな息抜きスペースがあり落ち着ける空間もあった。
上靴のまま行ける中庭はさまざまなアクティビティがあり楽しい。
既存の校舎を残しながら建てたためできた中庭。
青空教室も出来る。
塔の窓ガラスには、卒業生がデザインしたイラストが描かれていた。
３つの小学校を見て、
教室の配置の仕方がそれぞれ全く違った計画になっていて、
同じ市内にある小学校でも、これほどに違いがあるのかと驚いた。
設備に関して、プロの視点から話が聞けてよかった。
３年 野口