9月のオープンキャンパス 二日目

今日も朝から缶バッジ作りの体験講座は大人気でした。高校生の皆さんは本当に絵を描く事が好きなんだなと感心します。とても集中して熱心に制作しています。相談コーナにも熱心に話を聞く生徒さんがたくさん来てくれました。

少しだけ制作している様子をのぞいてきました。自分の描きたい世界をめいいっぱい表現しています。

こちらの生徒さんはパソコンで描きました。とてもすてきな作品が出来上がりました。

どの作品もとても魅力的でいきいきとした作品ばかりです。これからも一生懸命描き続けて、なりたい自分になれるよう頑張ってください。

イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ

9月のオープンキャンパス 初日

今日はオープンキャンパスです。朝からたくさんの高校生がイラストレーションデザインコースの相談コーナーにお立ち寄りいただきました。

体験講座は「イラストレーションを描いて缶バッジを作ろう!」を開催しております。とても熱心に自分の作品を描いています。

お気に入りの缶バッジが制作できたようです。すこしだけ見せていただきました。かわいらしいオリジナル缶バッジの出来上がりです。

夕方雨が降ったこともあり、いつも忙しい体験講座も少し余裕ができました。その時間を使って4年生のボランディア学生が1年生の後輩にパソコン操作のレッスンをしていました。

学年の異なった学生同士の交流はおおいに刺激になります。これからも積極的に交流を深めていってもらえたらと思います。

協力いただいた学生ボランティアのみなさんです。

イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ

「サイエンスイラストレーション・サマースクール2012 in あいち」最終日

3日目はいよいよ仕上げに入ります。午前中は先日より制作しているフォトショップでの作業を進めます。ブラシツールを使って丁寧に立体感を表現していきます。そして午後からは、制作したフォトショップ画像をイラストレーターに配置してレイアウトを行います。時間に追われ皆さん必死です。

夕方よりジェニファーさんと奈良島さんによる講評が行われました。全員の作品が壁に貼られて緊張の瞬間です。各自簡単なプレゼンテーションを行い、お二人から厳しくも的確なアドバイスをいただきました。

絵を描く機会がなかった方も、このサイエンスイラストレーションのセミナーを参加した事で新しい可能性が広がったと思います。これかもぜひ継続して描き続けていってください。

18時30分より名古屋テレビ塔スカイデッキにて、ジェニファーさんと高北先生によるトークイベントが行われました。北米でのサイエンスイラストレーションの現在について、サイエンスイラストレーターになるにはなど興味のつきないお話をしていただきました。サイエンスイラストレーションはまさにイラストレーションの本質です。これから日本においても広がっていく興味深い分野だと思います。3日間のセミナーお疲れさまでした。

イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ

「サイエンスイラストレーション・サマースクール2012 in あいち」二日目

9時30分より1時間、サポート講師のエンド譲さんよりフォトショップの操作について予備指導が行われました。その後デッサンを進めていき午前中で完成させます。

いったん場所を移して名古屋大学内にある野依記念物質科学研究館2階にあるケミストリーギャラリーに向かいます。そちらのギャラリーではサイエンスイラストレーション展が開催されています。みなさん熱心に観察していました。

午後より講師のジェニファーさんによるフォトショップを使っての指導が始まります。午前中に仕上げたデッサンをスキャニングし、フォトショップで描き込みをしていきます。

われわれサポート講師陣もフル回転。デッサンのコツやフォトショップの操作方法など簡単ですがアドバイスを行いました。しっかりとした観察力でデッサン初心者とは思えないくらいの作品が仕上がって来ています。

明日にはサイエンスイラストレーションが完成します。

イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ

「サイエンスイラストレーション・サマースクール2012 in あいち」初日

8月28日から30日の3日間、名古屋大学で「サイエンスイラストレーション・サマースクール2012 in あいち」が開催されます。講師はジョンズ・ホプキンス大学医学部のジェニファーさんです。サポート講師として名古屋造形大学より非常勤講師エンド譲先生と木村登紀子先生、および足立が参加しています。初日は午前中に「サイエンスイラストレーション」についての座学が行われました。

午後からは実技のデッサンに入ります。まずはジェニファーさんより描き方の指導。今回のモチーフは頭蓋骨です。えんぴつで形をとっていきます。みなさんメモをとりながら熱心に聞き入っていました。

頭蓋骨の正面図を撮影し、プロジェクターで投影します。それを観て鉛筆描写を行います。細かいディテールは実物を触ったりいろんな角度からじっくり観察をして構造を理解していきます。

まずはラフスケッチです。グリットを使用し、正確なプロポーションをとらえていきます。

初日はおおまかな形をとって陰影をつけてるところまで進みました。明日はデッサンをスキャニングし、Photoshopで精密に描写していきます。終了後ジェニファーさんとコーディネーターでサイエンスイラストレーターでもある奈良島さんの来日記念パーティが開催され、名古屋造形大学前学長の高北先生も駆けつけてくれました。

今回のセミナーに参加している方は医療系の知識を持った専門家が中心です。論文を発表する際など、分かりやすく説明するため、そしてビジュアルインパクトを出すためにイラストレーションを学びたいという理由で参加されています。日本では医療系の大学で視覚伝達分野を学べる授業がないのが一般的です。医療系の大学を卒業後、あらためてデッサンを習得したりイラストレーター・フォトショップといった高度なソフトを習得するのは大変困難です。美術大学とネットワークを構築してイラストレーターが活躍できる新しいフィールドが出来るかも知れません。

イラストレーションデザインコース 足立