第20回名古屋造形大学卒業制作展で各コースから桃美会賞を受賞した作品が学内ギャラリーに勢揃いします。今日はその搬入日です。
卒業制作展を経験しているので、展示もスムーズに行われていきます。
イラストレーションデザインコースは太田さんが受賞しています。
3月15日(金)の卒業式当日より桃美会賞展が開催されます。次年度入学式の際にも展示されています。入学される皆様もぜひ先輩の作品をご覧ください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
名古屋造形大学 情報表現領域 デザイン&イラストレーション[足立スタジオ]
2月13日(水)から始まった卒業制作展が最終日を迎えました。残る6名の作品をご紹介したいと思います。
まずは伊藤さんの作品です。小説の装丁デザインとイラストレーションを制作しました。小説を読んでイメージを膨らませました。独特の世界観が表現されていると思います。
次は佐藤さんの作品です。
ペンで描いたモノクロイラストレーションを用いてデザインしました。
モノクロームのイラストレーションが怪しい世界観をいっそう強調してくれています。
余くんの作品は3DCG作品です。
とてもテクニカルな表現で、たくさんの方が近くまでのぞき込むように見ていました。
菅沼くんの作品です。
細密表現はとても時間のかかる作業ですが根気よく続けて描きました。
次は竹内さんの作品です。
ペンタブレットを使用して描きました。キャラクターの性格が伝わって来るような表情です。
最後は飯田さんの作品です。
星座をモチーフにタロットカードを制作しました。丁寧な仕事ぶりで魅力的なイラストレーションに仕上がったと思います。
今年も無事卒業制作展の日程を過ごす事ができました。たくさんの方にご来場いただきまして誠にありがとうございます。皆様からいただいた温かくも厳しいご意見を心に刻む事ができました。これから社会に旅立つための良い機会になったと思います。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
いよいよ残すところ2日となりました。
まずは水野くんの作品を紹介いたします。
水野くんは映画の一場面のような異次元の世界を表現しています。何百ものラフスケッチを繰り返していき、この世界観に到達しました。
とても高い描写力を持っており、その力はデジタルでも遺憾なく発揮されています。
次は服部さんの作品です。
リラクゼーションサロン「sippo」のブランディングを行いました。
かわいいキャラクターを設定して、訪れた人の体も心もいやしてくれるような印象です。パッケージにも彼女の可愛らしさが表現されています。
次は神田くんの作品です。
全長5メートルにもなる大作で、イラストレーションの枠を超えた作品のひとつとなりました。自分自身を気持ちをぶつけて描き続けた作品です。写真では伝えられないスケール感があります。
次は芝野くんの作品です。
ペンツールを駆使して星座のイメージを具現化したイラストレーションを描きました。とても繊細で凛とした神々が描かれています。
最後は澤田さんの作品です。
オリジナルゲームのキャラクターを描きました。手元のゲーム機でも見る事ができます。
折鶴ブースでは、目新しい形が登場しました。これはクジャクでしょうか。
鶴の折り方もさまざまで日々新しい発見がありとても意義のある卒業制作となっています。今日もたくさんの方にご来場いただきありがとうございます。残すところあと1日です。学生の精一杯の作品をぜひご覧ください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
今日は5名の学生作品をご紹介いたします。
まずは松永さんの作品です。萩の名産「夏みかん」のブランディングを行いました。
山口県萩市の自然豊かな美しい風景を水彩で描き、恵まれた環境で育てられた萩みかんの美味しさを伝えてくれます。
パッケージには和紙を使い、手に取った時の感触も考慮されたデザインです。
ショップのイメージカラーは落ち着いたグリーンで、やさしい印象を与えてくれます。
三宅さんはクレヨンを使って描きます。彼女の独特な世界観が表現されたイラストレーションとなりました。
紙に描いているのではなく、ある布を使用しています。ざらついた布の雰囲気がイラストレーションを効果的に演出しています。
次は八木さんの作品です。
黒いパネルには花の名前が書かれています。パネルを開けると花言葉と、その言葉からイメージされたイラストレーションが描かれています。
魅力的な女性像です。ベースは鉛筆で描かれておりデジタル処理で着色していきます。色の使い方やマチエルに彼女のセンスを感じます。
次は臼井さんの作品です。化粧品のショップ計画です。
少女的なイメージと小悪魔的なイメージの対比が印象的なビジュアルです。
化粧品ショップのネーミング、ロゴマークやパッケージデザイン、ポスター、そして衣装デザインまで幅広いブランディングを制作しました。
最後は青木さんの作品です。
この何ともいえないキャラクターの表情が彼女独特のイラストレーションです。
パラパラ漫画も制作しています。これは手に取ってご覧いただけたらと存じます。
金曜日は20時まで開館しており、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございます。週末は天気が回復するようです。お出かけ日和とです。ぜひお立ち寄りください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
今日は4名の学生作品をご紹介いたします。
まず最初は佐々木さんの作品です。
「トトと図書館」という絵本を制作しました。主人公は体がとても大きなウサギのトト。周りの友達とくらべてもとても大きくて悩みますが、前向きなトトの気持ちと友達のやさしい心遣いが感動的なストーリーです。
同じ絵本を3冊制作しましたがご覧のように順番待ちの状態です。心温まる絵本です。ぜひ手に取って読んでいただきたい作品です。
次の作品は石原さんの鶴専用折り紙です。
鶴に折られたときに最も美しくなる柄を研究しました。そして折り鶴を経験していただく参加型の展示ブースを制作しました。
こちらも参加いただいた方から笑みがこぼれる楽しいブースとなったようです。
着物の後ろ姿が作品と一体になったような印象です。とても素敵な一場面でした。
次は永田さんの作品です。
永田さんも毎日遅くまで残ってパステルで描き続けました。展示も工夫されていて絵本の世界観が表現できています。
小物もしっかりと制作しています。細かなところまで気を配ってクオリティを高めています。
絵本もとても魅力的なストーリーに仕上がっています。ぜひ読んでいただければと存じます。
今日は2年生の時までお世話になった恩師の森田先生が学生達に暖かい言葉をかけていました。学生も大喜びの表情でお迎えしました。
最後は近藤君の作品です。
近藤君の地元知立市の名物「あんまき」専門のショップブランドを制作しました。特にパッケージに使用しているキャラクターがとてもかわいらしく表現できています。
ターゲットに向けてどういったデザインやイラストレーションが効果的に機能するかを1年かけて研究しました。
お時間ございましたら愛知県美術館8階名古屋造形大学卒業制作展に足をお運びください。学生の頑張りを見ていただけたら幸いです。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ