今日は4名の学生作品をご紹介いたします。
まず最初は佐々木さんの作品です。
「トトと図書館」という絵本を制作しました。主人公は体がとても大きなウサギのトト。周りの友達とくらべてもとても大きくて悩みますが、前向きなトトの気持ちと友達のやさしい心遣いが感動的なストーリーです。
同じ絵本を3冊制作しましたがご覧のように順番待ちの状態です。心温まる絵本です。ぜひ手に取って読んでいただきたい作品です。
次の作品は石原さんの鶴専用折り紙です。
鶴に折られたときに最も美しくなる柄を研究しました。そして折り鶴を経験していただく参加型の展示ブースを制作しました。
こちらも参加いただいた方から笑みがこぼれる楽しいブースとなったようです。
着物の後ろ姿が作品と一体になったような印象です。とても素敵な一場面でした。
次は永田さんの作品です。
永田さんも毎日遅くまで残ってパステルで描き続けました。展示も工夫されていて絵本の世界観が表現できています。
小物もしっかりと制作しています。細かなところまで気を配ってクオリティを高めています。
絵本もとても魅力的なストーリーに仕上がっています。ぜひ読んでいただければと存じます。
今日は2年生の時までお世話になった恩師の森田先生が学生達に暖かい言葉をかけていました。学生も大喜びの表情でお迎えしました。
最後は近藤君の作品です。
近藤君の地元知立市の名物「あんまき」専門のショップブランドを制作しました。特にパッケージに使用しているキャラクターがとてもかわいらしく表現できています。
ターゲットに向けてどういったデザインやイラストレーションが効果的に機能するかを1年かけて研究しました。
お時間ございましたら愛知県美術館8階名古屋造形大学卒業制作展に足をお運びください。学生の頑張りを見ていただけたら幸いです。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ