約一ヶ月後、名古屋造形大学の卒展が今年も開催されます。その卒展に向けて制作をしている先輩方に、3年生取材班がお話を伺っていきます!
今回私たちはイラストレーションデザインコースの2名の方にインタビューをさせていただきました。
まずは、シャドーボックスをテーマに制作している小坂井翠さん。シャドーボックスというのは、元になる同じ絵柄を複数使用し、各パーツを何層にも切り重ねることによって立体感を持たせるハンドクラフトのこと。
作業量がとても多そうです…!!
透明水彩で描いたB4サイズの原画を撮影し、B全に印刷しています。描かれている猫たちの中には小坂井さんご自身が飼っている猫をモデルにした子もいるそうです。その子がこちら。
かわいい!!!!
ほんわかとした癒しの空間が広がるような作品で、猫が好きな気持ちが一目で伝わってきました。完成がとても楽しみです!!
次に、才門祈さんにお話を伺いました。紙粘土を貼ってスプレーで着色したタライに花を生け、加えて自分のイラストを組み込んでいる作品です。高校で華道部に所属していたという才門さん。その経験を今回の作品に生かしたい、自分のキャラクターを立体に展開したい、という気持ちからアイデアが出てきたそうです。
全3点で、うち2点は既に完成されていました。
こちらが制作途中のタライ。丁寧に作り込まれています!
こちらは完成作品の一部。アイシャドウの部分にはマニキュアを使用しているそうです。これまでの経験を生かし、様々な画材を使う…勉強になります!
才門さんのイラストの世界に引き込まれるような作品でした。それぞれにイメージビジュアルもつくそうなので、展示されるのがとても楽しみです!
イラストといっても、平面の世界だけではないということを改めて実感じました。小坂井さん、才門さん、作業で忙しい中、取材にお付き合いいただきありがとうございました!