いよいよツメの段階を迎えつつある冊子づくり、今日はコースのコンピュータ室で授業をおこないました。室内では制作するグループメンバーがお互いの席を行き来しつつindesignの使い方を教え合ったり、使用書体の確認をしたり。ちょっとしたデザイン事務所を垣間見たような瞬間もあり、なかなかいい感じで進んでいます。
こちらでは自分が担当するページレイアウトを画面上だけではなく、実際にプリントしたもので細かくチェックしている模様ですね。このようなプロセスをきちんとと入れてゆくことはとっても大事です。
さてこちらのグループは、それぞれ作成の原稿をメンバー全員で回し読みし、言葉遣いのチェックなどを(特に教員側から指示はしていないのですが)自主的におこなっています。メンバーの一体感がよく伝わってきますね。
読後には笑いが起こったり感心したり。デザイナーはどうしても写真やレイアウトにのみ注目しがちですが、このように文章じたいを大事に扱うことは、とても重要なことです。
デザイン表現を模索してゆくなか、丁寧にこのようなプロセスを経るこだわりが、本当に伝わるかたちを生み出すための鍵のひとつとなるでしょう。
教員:ひがしなか