研修旅行で静岡・東京へ
グラフィックデザインコースでは、今年度も2年を対象に夏期休暇終盤の9月10日〜12日に研修旅行を実施しました。研修先は静岡・東京方面の関係施設などです。
初日の9月10日の朝、JR春日井駅近くのスクールバス乗り場に集合して出発です。
初日は全員で貸し切りバスに乗り、静岡県内の2施設を見学し、その後東京に向かいました。
最初は掛川市の資生堂企業資料館とアートハウスです。140年の歴史を持ち、そのパッケージや広告でグラフィックデザイン分野に大きな足跡を残す資生堂。
企業の歩みを伝える資料館と、企業が収集したアート作品を見せるギャラリーを1時間半かけてゆっくりと見学しました。団体バスの駐車場横には、足裏マッサージ体験のコーナーがあり、何人かの学生が見学の最後に悲鳴をあげていました。
続いて訪ねたのは、三島市の東海特種製紙です。
グラフィックデザイン分野と大変関係が深い印刷・加工用紙の中でも特に特徴の強いタイプのものを製造するメーカーですが、解説を受けながら工場と資料館を巡りました。
今まで知らなかった紙の生かされ方の数々に皆驚きの声をあげていました。
2日目の9月11日午前には、宿泊している築地のホテルから歩いて全員で新橋の株式会社リクルートのギャラリーに向かいました。
この企業が運営する2つのギャラリーの展覧会を説明を受けながら見学しました。
東京イラストレーターズソサエティの毎年恒例のテーマイラストレーション展、年2回開催のグラフィックアートの公募発表展というカラーの違う2つをじっくり見ることができました。
午後には8〜9名ずつのグループにわかれ、銀座の関連分野のギャラリーを教員が案内して回り、その後自由研修タイムに。
最終日の9月12日は、午後4時までの自由研修の後、六本木の東京ミッドタウンのDESIGN SIGHT 21_21に集合。
暮らしの中の色覚について問う「カラーハンティング」展を全員で見て、研修の全日程を終了しました。
それぞれにデザインについての気づきの多い機会になったと思います。