7月19日(金)晴れ

朝は9時に大学へ。
書類の整理や名刺の読み込みなどで午前中は時間が過ぎた。

お昼少し前に久々にリハビリへ。
普段ストレッチも怠り気味なことから、結果はやはり良くなかった。悪くはなっていないが、目に見える改善もなかった。
少し反省…

大学に戻ったときにはお昼休みは終わりかけていた。
遅めの昼食は”ロコモコ”。今日の日替わりランチだ(380円)。
ソースの味も良く、半熟タマゴと混ぜて食べると絶品!

ロコモコは最近日本でも一般的になったが、元々はハワイのファストフード。戦後の日系レストランが発祥と言われている。名称にはさほど意味は無いようだ。

昼食後も学長室で執務。
ふと中庭に出ると今日も夏らしい天気だ。ただ、空気が比較的乾燥しているので不快感はあまりない。

その後、講師としてお越しいただいている中瀬康志先生と学長室で話をした。
中瀬先生は金沢美術工芸大学の教授で、私とは同じ大学の同期だ。中瀬先生は彫刻専攻で私は油絵専攻。同じ時期にドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてドイツに留学した。

中瀬先生にはコンテンポラリーアートコースでのアートフィールドという授業の指導をお願いしている。
この授業は学生たちが展覧会を自主企画、自主運営し、もちろん自分たちの作品展示を行うという大変ハードなものだ。

多くの学生たちが卒業時に最もハードだった授業としてアートフィールドを挙げる。しかし、異口同音に「こんなスゴイ経験は他では出来ない」と語る。企画力、プレゼン力、交渉力等々、アーティストとして欠かせない能力が身につき、総合的な人間力がグンと増すのだ。

アーティストとしての豊富な経験のみならず、多くの展覧会を企画・運営してこられた中瀬先生の指導がなければこの授業は成り立っていないし、継続も出来なかっただろう。大きなご負担をお掛けしてきたが、本当にありがたいと思っている。

中瀬先生と話をしていると話題は尽きず、ついつい引き留めてしまった。金沢に戻られるのに申し訳ない。

中瀬先生をお送りした後、少し残っていた仕事を終え、午後6時半頃に大学を出た。

良い一日だった。