朝、名古屋キャンパスへ。
今日は同朋大学での修正会(しゅしょうえ)の法要が行われた。修正会は正月に行われる法会で、法要のあと浅野学長の「年頭随想」があった。
浅野先生のお話は「目出度い」という言葉の本来の意味が「愛でる」であるということからはじまり、今の私たちが本当にこの言葉を発することが出来るのか、真に賞賛すべき対象を持ち得ているのかという指摘に繋がった。
そのお話の背景には大震災という災禍を経た後も、また弱者が切り捨てられ既得権を持った者中心の旧態依然とした体制に戻ろうとしていることへの怒りが感じられた。実に身につまされる話であり深く考えさせられた。
お話の中でサイモン&ガーファンクルの「ミセスロビンソン」の一節を歌われ、その歌詞の意味についても解説されたが、話の拡がりと帰結のさせかたが見事で感心させられた。
歌もなかなかお上手でした。一度カラオケご一緒しましょう!
お昼は浅野同朋大学学長、高橋名古屋音大学長と三人で昼食。浅野学長はついこの間インドから戻ってこられたばかりなので、まだ、口の中にカレー味が残っているのか、カレーを食べに行こうということになり、近くのカレー店に。
味も良く量も十分なのに値段が安いのにびっくり。
その後、学園本部で少し打ち合わせ、つづいて同朋大学でセンター入試に関する打ち合わせがあった。
大学に戻る途中に出力センターに立ち寄り、一昨日完成した作品の試し刷りのチェックを行った。色はきれいに出ていた。あとは土曜日に搬入だ。
大学に戻り、残っていた仕事に手を付け始めるとなかなか終わらず、結局、午後11時を過ぎての帰宅となった。