朝、出かける前に足下にウニが絡みついてくる。
一日一回はこの儀式。
今日も午前9時に出校、学長室で執務。
10時半頃、筑波大の上北恭史教授が来校。
実は上北さんは元同僚だ。私は1991年の4月に名古屋造形芸術大学(現名古屋造形大学)の美術学科の専任助手として採用されたが、同じ時に上北さんはデザイン学科の助手として採用された。
上北さんは私より6歳年下だが、当時の先生方はかなり上の世代の方々が多く、比較的近い世代の彼とはよく話をした。私が美術、彼が建築デザインと分野は違うがそれだけに学ぶことも多く、多くの刺激を受けた。時々は彼の四駆で山の中をドライブしたり、また、地元をはじめ、あちこちの美術系大学を視察して回ったり、本当に意義ある日々を過ごした。
現在、上北氏は筑波大学大学院人間総合科学研究科 世界遺産専攻 世界文化遺産専攻の教授だ。研究のためインドネシアに月一くらいのペースで通っているとか。休みもほとんど無いハードな毎日の中で、今回は名古屋大学で開かれた学会の帰りに寄ってくれた。
科研費に関することやカリキュラム構成などについて大きな示唆を得ることができた。「また、話をしに筑波に行くよ!」と言って別れた。
彼にとって名古屋造形大学は10年以上ぶりになると思うが、こうやって訪ねて来てくれたことが嬉しい。
その後、事務部長と色々と打ち合わせ。今月中は話をしなければならないことが山積みだ。
3時半からは職員研修会。講師の衣笠健作先生を迎え、発達障害を持つ学生の修学支援に関するレクチャーと質疑応答の機会を持った。非常に有意義な時間だった。
今日も盛りだくさんな一日だった。