12月13日(日)晴れ

午前中は、自宅で音楽を聴きながら読書。
久々の”ゆったり感”。

お昼に自宅を出て高速バスで名古屋へ。
名古屋テレビ塔〈フルバージョン〉の景色。
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そして、東別院(真宗大谷派名古屋別院)へ。
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今日は報恩講の最初の行事”初逮夜”に1年生が参加する。
まず、ナゴヤごえんきキャラクターの”オケゾッくん”(左)と”蓮(れん)ちゃん”(右)がお迎え。
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オケゾッくんの名前は「お華束(けそく)」から来ていて。お華束とは彩色したお餅を筒状に飾り立てたお供え物のことだ。

そして、今日は新しいキャラも仲間入り。
千鶴(ちづる)ちゃん。
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千鶴ちゃんはこのたび全国からの1,287の応募作品から選ばれたキャラクターで、入賞作品20作品のうちから参詣者の一般投票で選ばれた。

作者は沖縄在住のグラフィックの学生さん新垣成美(あらかきなるみ)さんだ。
表彰式のあとは千鶴ちゃんと並んで記念撮影。
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このあと荘厳な雰囲気の中で法要が営まれ、1時間ほどで終了した。

そして、午後5時からは愛知芸術劇場でクリスティアン・ツィメルマンのピアノ・リサイタル。

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番作品110とシューベルトのピアノ・ソナタ第21番D960を聴いた。
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両曲とも大変好きな曲だ。

ツィメルマンは2日前の東京のリサイタルをキャンセルしたそうで、演奏中に軽く咳き込む場面もあり、体調は万全ではないようだった。

ただ、大変美しく豊かな音楽だった。

残念だったのは、ステージの真後ろの席だったので、ピアノの大屋根に上部の照明が激しく反射して眩しかったのと、ホールの大きさと座席位置の関係で、音が遠く感じられたことだ。

ピアノのコンサートはあまり多くを経験したわけではないし、ピアノの大きさにもよるとは思うが、あまり大きなホールで聴くよりは中ホール程度以下が良いように思った。