今日は買い物のために外出したほかは殆ど家で過ごした。
整理すべきものが沢山たまっていて、それに明け暮れた一日だった。
昨日、飛行機の中で聴いていたサンサーンスの七重奏曲 変ホ長調 作品65 の第一楽章のメロディが、朝から頭の中でずっと鳴っていた。
この曲をはじめて知ったのは学生時代、FM放送で聴いたサヴァリッシュのピアノとN響メンバーの演奏だった。この曲の構成はちょっと変わっていて弦五部(ヴァイオリン2,ヴィオラ1,チェロ1,コントラバス1)にピアノ1とトランペット1。わりと平明な曲で、明るい気分になりたいときによく聴く。
昨日はこの曲のほかにメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20 も聴いた。この曲も気分転換したいときによく聴く曲だ。メンデルスゾーンが16歳の時に作曲した曲で、弦楽四重奏(ヴァイオリン2,ヴィオラ1,チェロ1)の倍の構成になっていて、2組の弦楽四重奏団で演奏されることが多い。爽やかな気分にしてくれる。
ちなみに2曲とも”変ホ長調”だ。
調性と曲のイメージの関係については色々と説があるようだが、シューマンのピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44 も同じように、私にとっては気分を変えたいときによく聴く曲だ。そうそう、何というか、楽観的になれるような感じ。あとはベートーヴェンの弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 作品74も!それからモーツァルトのピアノ協奏曲で最もよく聴く第22番 変ホ長調 KV482、一時期この曲ばっかり聴いていた。
ベートーヴェンの第3交響曲”英雄”も変ホ長調だが、この曲も気分を変えて気持ちを高めたい時に聴くことが多い。
あまり、単純に調性と曲のカラーを結びつけない方が良いのかも知れないが、な〜んとなく自分にとってはあるような気がする、特に”変ホ長調”は…。