初夏のような陽気。
朝から大学で仕事をしたが、お昼近くになると学長室はかなり暑くなってくる。
学長室がある建物は二階建てで上がないので、屋根が熱を帯びてくると天井がヒーターとなるのだ。おまけに夕方には椅子の背から1mも離れていない壁が西日を浴びて発熱体となる。
冬もキツイが夏もキツイ!
その学長室で朝から仕事。
そして、お昼前に大学を出て、今日も桃花台バス停へ。
新交通システム社屋跡の草原ではケリが飛翔中。
けたたましい声を上げている。
拡大すると翼の下面は白く、胴体と翼端は黒い。
クッキリとコントラストがある。
名神高速道路では集中工事が行われており、昨日乗ったバスは名古屋インター経由の迂回ルートを走ったためかなり時間がかかった。
そこで、今日は早めのバスに乗ったのだが、意外にもいつものルートを走り、道は空いていてスイスイ。
他のバスの運転手さんと情報をやりとりしながら空いているルートをとっているらしい。なかなか大したもんだ!
ということで、予定より大幅に早く着きそうなので、栄で降りてお昼にした。
真夏のような陽気なので、何となくハワイアンな雰囲気になる。
お姉さま方のフラもイイね!
近くの和食店でお昼をとることにした。
お店に入ると、大きなテーブルを取り囲んで何人かのお客さんがお座りだ。
斜め前のご年配の女性、女性の店員さんを独り占めで何を召し上がるか延々と相談中。
なかなか決まらないようだが、店員さんはやさしく丁寧に答えていらっしゃる。辛抱強くやりとりしながらお口に合うものを探しているようだ。
そのうち注文が決まり、店員さんが戻ろうとしたとき、お客さんが「あの、あれ… 私がよく作るやつ。これくらいの器に入った」
「お味噌汁ですか?」
「それでもいいんだけど… 玉子が入った…」
思わず「茶碗蒸しでしょ!」と声に出して言ってしまった。まわりのお客さんたちも「うんうん」とうなづいている。
「お客さん、応援ありがとうございます!」と店員さん。
他のお客さん方も心の中で「茶碗蒸し、茶碗蒸し」と呟いていたに違いない。
何とも微笑ましい光景だった。
その後入ってこられたサラリーマン風の方々と、この年配のご夫人の会話もノンビリしていて、お昼の忙しい時にもかかわらず誰もイライラしていない。今時珍しい光景だった。
この枯山水ならぬ「枯磯」のようなプチ石庭をテーブルが囲んでいる。
その後、名古屋市バスで同朋学園名古屋キャンパスへ。
二つの会議を終えて定例の飲み会。