造形一年生のお昼時

大学キャンパス(食堂前)の芝生で、ジュエリーデザインコースの1年生を発見。
何をしているのか聞いてみると…

「語学」の勉強。
「実技課題のパターン出し」とのこと。
気ままに学習できる環境も造形ならではですね。
ちなみにこの実技課題は、選択演習(学生が自由に選択できる授業)の「伝統技法」です。
日本の文様からパターンを起こし、「色金(イロガネ)」と呼ばれる金属を細かく切断し組み合わせて、接合してリングを作る課題です。色金の主成分は銅ですが、配合される割金(添加金属)の分量により、着色液につけることで化学変化が起こり、金属表面の色味が変化します。これは金属材料を理解する上で重要な課題です。今回は赤銅(烏金)、黒味銅、四分一、銅、銀を使い模様を組み合わせます。

一年生も大学環境に慣れた様子です。
引き続き頑張ってください。

JD齋藤

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