授業風景(JD1 No2)

前回に引き続き1年生授業のレポート!

 

梅野真平君に続いて、ペンダントを完成させたのは、川立真由奈さんと鈴木拳正君です。
今回は3名にインタビューしてみたいと思います。


Q 梅野君、今回のペンダントは、どのような技法を使いましたか?

梅野2梅野1






作品のイメージは、正面から見た鳥です。今回は「透かし」という技法を使って制作しました。「透かし」とは地金(金属)を図案に沿って糸ノコで切り取り、模様を作り出す技法です。ほかにも羽や嘴にあたる部分にはヤスリを使い、角度をつけて立体的に表現する「スリだし」という技法や、鏨で線を彫る「和彫り」という技法を使いました。


Q 川立さん、この課題のポイントを教えてください。
川立2 川立1








私の作品は四角の枠の中に三角や丸などの図形が入っているので、四角の枠がきれいに見えるよに、枠の内側をまっすぐ切る様に気をつけました。バチカン(チェーンを通す部分)を作る作業では、バチカンに丸みを持たせる為に手首を使って滑らかになるようにヤスリをかけました。バチカンのロウ付けの時にバーナーで火を当て過ぎてしまったので、2回目は溶かさない様に火の当て方に気をつけました。​


Q 鈴木君、この授業で学んだことは何ですか?
鈴木1 鈴木2








私が作ったペンダントは透かしの部分が少なく材料の面積が広いデザインでした。材料の面積が広いと太ってみえてしまい、スタイリッシュさが足りなかったと反省しています。そして傷が目立ちやすく磨くのに苦労しました。最終的にはきれいに磨けたので満足です。次はリングを作るので、今回の反省を活かしながら創作したいと思います。


JD齋藤

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