現代作家による響演 7つの旅

庶務課職員のMさんに誘われて、名古屋市千種区にある爲三郎記念館に行ってきました。爲三郎記念館は、古川美術館の分館です。
3月30日より「現代作家による響演 7つの旅」という展覧会が開催されています。
この日は、造形の特任教授、坪井先生を含めて、4名の出品作家さんによるアーティストトークがありました。
坪井先生のお話では、爲三郎記念館から水、風、土を感じ、今回、日本庭園の空間と木彫の作品との調和を試みられたのだそうです。先生が学生の頃、刺激を受けた木彫制作のシンポジウムでの経験や制作に対する熱い思いも聴かせていただきました。
館内外のあちこちに置かれている作品の素材は楠。爲三郎記念館での作品との出会いの瞬間を感じ取ってもらいたいと話されていました。
アーティストトークの後、日本庭園を眺めながら、この日限定の作家デザインの和菓子をお抹茶とともいただいてきました。

練じょうようと粒あんでできた、坪井先生デザインの和菓子です。
庭園に置かれた作品の種とそっくりです。

作品の写真がパッケージになった、キットカットもミュージアムショップで売られていました。
どの作家さんの作品も数寄屋造りの建物や日本庭園と響きあっているようで、この空間にいつまでも居たくなりました。
展覧会は、5月19日(日)までです。
ぜひご覧ください。

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