あいちトリエンナーレに行ってきました。

昨日、あいちトリエンナーレに行ってきました。
全部は回れなかったので、4会場のうち、栄と長者町の作品を観て回りました。
最初に行った愛知県美術館で、いくつかとても印象に残った作品がありました。
そのうちのひとつが、ハンス・オプ・デ・ビークさんの映像作品。
20分間の映像は見入っているとあっという間でした。テーブルに日常で使ういろいろなものを置いていく行程が撮影されていましたが、ひとつひとつが別のものに見えてきて視覚の錯覚に驚きました。映像がとても美しかったです。
それから、宮永愛子さんの作品で、小舟の中におかれたナフタリンで出来た靴。最初は完全な形だったそうですが、時間が経って少しずつ解け、かけたようになっていました。雪のような氷のような繊細な作品が素敵でした。
10階の中庭にある、松井紫朗さんの作品は体験できるものです。
グリーンの大きなチューブのような作品で、美術館の中やレストランの入り口にもつながっているのですが、入り口のうちの1か所から中に入れます。バルーンの中にいると、どこまでが外でどこから中になるのかわからなくなるのと、しばらくこの中を歩いてから外に出ると目に映る色がおかしくなる体験が楽しかったです。

オアシス21を上から見た草間彌生さんの作品。いつも見るオアシスとは違ってポップな感じになっています。

名古屋造形大学の教員や卒業生の作品も観ましたよ。
愛知県美術館では、登山博文先生、長者町では、渡辺英司先生、卒業生の川見俊さん、斉と公平太さん。

卒業生の斉と公平太さん。ご本人の了解を得て掲載しています。
「LOVEちくん」は、あいちトリエンナーレの非公式キャラクターだそうです。
Tシャツやパンカンなども販売していて、売り切れになっているものも。

愛知県美術館と長者町の間は、草間彌生さんの水玉プリウスに乗せてもらって移動しました。とても派手だけど、とてもかわいかったです♪

このプリウス、国際美術展のチケットがあれば、無料で乗せてくれます。
なかなか乗れないかなと思ったら、午前中は比較的空いているそうですよ。

愛知芸術文化センター10階では、堂島ロールで有名なパティスリーモンシュシュのトリエンナーレロールが食べられます♪

発見と驚きとわくわくする体験がたくさん出来た1日でした。
そろそろ涼しくなる頃。今後もあいちトリエンナーレを楽しみたいと思っています。

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