今、図書館で、「図書館 新入生歓迎企画 私のおすすめ from 講義系教員」という企画展が開催されているのをご存知ですか?
その書籍名とコメントの一部をご紹介します。
岡田憲久教授 (主担当科目:環境デザイン原論)
松岡正剛 『花鳥風月の科学』
花鳥風月に代表される自然の事象から、古来日本人がどのような情報をうけ
とり、どのようにして日々の暮らしや芸術に昇華させていったのかを現代の視
点で語っている。
江本菜穂子教授 (主担当科目:西洋美術史)
若桑みどり 『絵画を読む~イコノロジー入門』
日本では「美術史」という学問は、大学に入ってからはじめて知る人が多いが
欧米では高校や中学で「正課」になっている国が多い。この本は西洋の美術
の根本的な考え方がしめされており、「うーん、そうなのか」と読んだ人は目か
らうろこが落ちる感じを持つと思う。実に痛快に、正確に絵画を紐解いてくれる
本である。
大橋基博教授(主担当科目:教育原理の研究)
『戦争と美術』(国書刊行会)
画家たちが戦時期をどのように過ごしたか、いろいろと考えさせる本です。
戦争が美術のモチーフとならないことを願い選びました。
企画展は、5月14日(金)まで。他にも興味深い本がたくさんありますよ。
紹介されている本は、その後貸し出しが可能です。
新入生のアンケート結果や質問と要望についての回答なども見ることができます。
まだ、図書館に足を運んだ事がない人、是非行ってみてはいかがでしょうか。