名古屋造形大学の現代GP事業②


妻有
(新潟)研修二日目は、まずみんなで2009年のトリエンナーレの

もうひとつの会場となる空家へ向かいました。

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そこは大きな一軒家で部屋も多くいろんな可能性を秘めている・・・

そんな感じの家で、「やさしい美術」プロジェクトとして
展覧会の会期中に
病院以外の展示スペースとして借りたものです。

「やさしい美術」のメンバーがこの空家の整理をしている間、

我々は妻有アートトリエンナーレとはどんなものかを知るために

過去のいくつかの作品を観に行きました。

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一つ目は「うぶすなの家」。築80年程の古民家を再生した
とても素敵なところでした。
陶芸作家の作品が贅沢に展示されていて、
鈴木五郎さんの作品は圧巻でした。
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二つ目は「光の館」。作者はジェームズ・タレル。

これが作品ですか?!というくらい立派な建物で、

いろんな角度から光というものの美しさを確認させてくれる
素晴らしい作品でした。

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三つ目は「最後の教室」。
作者はクリスチャン・ボルタンスキーとジャン・カルマン。

僕には難しくてよくわからなかったけど美術に関わる人は、
とにかく見ておかなければならない作品だと思いました。

観た人は必ず心に何かを残せる作品だと思います。

こんなすごい作品の中に1つのプロジェクトとして参加できる

「やさしい美術」は本当にすごい事をしているなと実感しました。

妻有アートトリエンナーレ2009、
「やさしい美術」から目が離せませんよ!

メンバーのみなさんこれからもがんばってください。

新潟を出て大学についたのは6時間後。やっぱりちょっと遠いですね。
でも新潟で得られたことは本当に多くて充実した二日間でした。
また是非参加したいと思います。

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