6月8日(土)晴れ

一日中自宅で片付けものをしながら過ごした。
途中、ジムで汗を流した。

このところ、徒歩通勤をまた始めたが、歩いている時にモーツァルトの20番台の交響曲を聴くことが多い。その理由の第一はちょうど通勤時間にピッタリの長さということだが、しかし、もちろんそればかりではなく、溌剌とした曲想の音楽が多いこの時期の交響曲を聴き、清々しい気分で一日を始めたいということもある。

20番台の交響曲はモーツアルトが16歳から18歳の頃に書かれた曲だが、人気のある25番や29番以外の曲も素晴らしい。後期の6大交響曲などに比べると楽器編成も小規模で演奏時間も短めだが、それぞれ個性的で魅力的な曲ばかりだ。

演奏はマッケラス指揮のプラハ室内管弦楽団を最もよく聴く。一部古楽器も入っているが基本的にモダン楽器を用いながら、ピリオド楽器のような演奏スタイルだ。少し響きが分厚すぎるのが気になるが、颯爽とした演奏スタイルには強く惹かれる。

また、クリップス指揮のコンセルトヘボウ管弦楽団も素晴らしい。決して表現過多にならず、かといって何も不足を感じない。全くよい意味で節度のある上品な演奏だ。オーケストラの音色も素晴らしい。

他にガーディナー、ホグウッドなどのピリオド楽器による演奏にも魅力的なものが多い。一方、かつてよく聴いていたワルターやベームといった過去の巨匠たちの演奏は(クレンペラー以外は)あまり聴かなくなってしまった。たしかに聴いてみると魅力的なのだが… 一時期あまりにも聴き過ぎたのかな。

さて、今日、我が家の小さな庭に出てみると、ブドウの実がなっていた。以前買ってきた苗が育ってはじめて実が出来たのだ。

カリンの実も沢山なっている。

また、秋にカリン酒でも作ってみるかな…?