3月23日(土)晴れ

今日は名古屋造形大学では春のキャンパス見学会が実施された。
相談会会場には続々と人が集まっている。

細密描写のワークショップ会場も少しずつ受講者が集まってきた。

今日はウサギとカメを描く。
この選び方に何か受験生に対するメッセージが込められているのだろうか…?
4匹のウサギのうち、逃げそうな2匹はカゴの中に入ってもらっていた。

目鼻がよく判らない。

このカメは結構大きいがまだ赤ちゃんだとか。どれだけ大きくなるんだろう…?

午後からはH/ASCA展のオープニングセレモニーに出席するため名古屋へ。

H/ASCA展は公益財団法人 堀科学芸術振興財団の支援事業で、愛知県の芸術系三大学の学生を対象に各大学5名、総勢15名の学部生が選ばれ、展示の機会が与えられるほか、副賞として賞金が授与される。また、さらに最優秀賞、優秀賞、準優秀賞の3名が選ばれ、副賞の賞金や香港の現代アートイベントに招待される。

堀科学芸術振興財団は、芸術系のみならず、科学分野の若手研究者へも多額の支援をされている。
特に日本では芸術系の若手に支援をしていただける機会が非常に希薄である。このような支援が若い芸術家を如何に勇気づけているかを考えると、堀科学芸術振興財団の存在は貴重であり、堀誠理事長はじめ財団の方々に感謝申し上げたい。支援を受けた学生の中から必ずや日本の将来を担ってゆく人材が育ってゆくものと思う。

また、若手アーティスト対象の”Dアートビエンナーレ”の募集がこの夏にある。ここでも高額の副賞が用意されている。http://con-bijutsuten.net/D_art/yoryo.html

今日の懇親会では芸術系と科学系の若い人たち同士の間でもコミュニケーションが図られていたようだ。私も何人かの若手科学者の方々とお話をしたが、色々なコラボレーションの可能性を感じた。この機会が若い芸術家と科学者の間での新しい共同研究等に繋がるのではないかと期待している。