9月10日(日)曇り のち 晴れ

今日もプライベートな用事をこなし、一日が過ぎた。

昨日のブログで採り上げた”女子カーリング”のオリンピック代表を決めるLS北見と中部電力の2チームによる決勝は、LS北見が3勝したことで代表権を得たようだ。

ちなみに両チームともメンバーはほぼ地元出身の人たちだという。この点でも非常に興味深い。優秀な選手を全国から集めてくるのはどのスポーツでも常態化しているが、今の時代にこのような地元出身者で結成されたチームがオリンピック代表になるなんて本当に素敵なことだと思う。

カーリングを初めて知ったのは子供の頃で、たしかアメリカのアニメーション(ポパイかな?)で見たような気がする。その時の扱いは「少しコミカルな変わったスポーツ」というものだった。

箒やデッキブラシのようなものでストーンの前を掃きながら走る姿は、滑稽に映りこそすれ、それが知的な戦略や臨機応変の対応を必要とするような洗練されたスポーツであるとは到底見えなかった。

調べてみて驚いたのだが、カーリングは15世紀にスコットランドで発祥したらしい。せいぜい前世紀の初頭くらいにカナダ辺りで発祥したのだろうと思い込んでいたのだが、それは全くの間違い。ペーター・ブリューゲルの『雪中の狩人』にも描かれている古いスポーツだと知って驚いた。

確かに『雪中の狩人』では、狩人たちが見下ろす村の氷上で遊ぶ村人が描かれているのだが、あれがカーリングであるとはまったく思っていなかった。

ちょっとカーリングに深入りしすぎたが、今後も女子カーリングから目が離せそうにない。ちなみに男子カーリングは見たこともないが、まあ、一度見ておいても良いかな…