朝は自宅で少しゆったりと過ごし、お昼前に徒歩で大学へ。

近くの公園では少年野球の練習試合。

９月とは言え、まだまだ日差しはきついので、熱中症には気をつけなきゃね!?

公園の辛夷（コブシ）の実。

この実の形がにぎりこぶしを想像させることからこの名前が付いたとか。
３月〜５月に純白の美しい花を咲かせる。

実はこれは実ではなく鞘（さや）で、この鞘の中から赤い実が出てくる。

その実は鞘から糸を引いてぶら下がるような状態で出てくるのだが、その中にハート型の黒い種が入っている。何とも念の入った構造だ。

田んぼの中の鷺（サギ）。

籾もだいぶん膨らんできた。

こちらは少し頭を垂れている。

向こうは早稲なのだろう、かなり黄色くなってきている。

もうすぐ黄金色になるのだろう。

黄色い可愛らしい花は「鰭田牛蒡（ヒレタゴボウ）」北アメリカ原産の帰化植物だ。

この植物を調べるのは苦労した。在来種の丁子蓼（チョウジタデ）かと思っていたが、これは鰭田牛蒡で間違いないようだ。

背中に悲哀を感じさせる？ カラス。

露草（ツユクサ）。

青紫が鮮やかだ。

こちらは荒地盗人萩（アレチヌスビトハギ）北米原産の帰化植物で実は鈎状の毛が密生していて服などによくくっつく。

赤紫色の小さな花。

赤詰草（アカツメグサ）。

ヨーロッパ原産で牧草用に輸入したものが野生化したらしい。

赤い小さな花は丸葉縷紅草（マルバルコウソウ）。

江戸時代に観賞用として輸入されたとか。

白い花もある。

丸葉縷紅草の葉に潜り込んでいるのはコアオハナムグリ。

ハナムグリは「花潜」と書くように、花に潜り花粉や蜜を食することによる。

大学に到着。

大学で少し仕事をして再び徒歩で帰宅。

田んぼで見つけた玉簾（タマスダレ）。

南米原産で明治初期に持ち込まれた。

清楚でいてキリッとしている。美しい。

こちらは韮（ニラ）。

ネギ属だけあって、花柄（かへい）がネギのように空洞になっている。それにしても、ニラの花がこんなに美しいとは知らなかった。

大山川の河原に赤い花。

彼岸花（ヒガンバナ）。別名は曼珠沙華（マンジュシャゲ）

お昼を過ぎて、露草はすでにしぼみかけている。

沢瀉（オモダカ）。
このブログでも何度か紹介したが、花を見るのは初めてだ。白い可愛い花！

田んぼの周辺には本当に様々な植物や動物が生息しているものだ!?

住宅地に入ると途端に人工の植栽が拡がる。
鮮やかな濃いピンクは百日紅（サルスベリ）

白い花の夾竹桃（キョウチクトウ）。

階段の手すりには蟷螂（カマキリ）。首をこちらに向けて警戒している。

中央道の下をくぐって公園へ。

植え込みのアベリアに向かってアゲハチョウが飛んできた。

さかんに蜜を吸っている。

自宅から大学への往復でトータル４０分ほど。多くの植物や生き物に出会うことができた。